コスパ最強!? 高性能オリジナルアジングロッド『INTRO 510』受注開始!【初回生産限定150本】



おまたせしました。20,000円を切る価格帯でありながら、高性能アジングロッドに必要な、『潮感度、アタリ感度、軽量リグのスムーズなキャスト』性能をハイレベルで内包した1本。ルアマガのアジング大好きチームが、ビギナーだけでなく、ベテランのサブロッド、いや、メインユースにも耐えうる1本と、新進気鋭のタックル工房andと共同開発、こだわりにこだわった1本。紹介します!

ちなみにandは、新進気鋭のタックル工房なんですが、ライトゲームタックルの開発に長けたスタッフ、開発エンジニアが控えるメーカーです。聞いたことないかと思いますが、中の人は…ゴリゴリのベテラ……ン。以上終わり。

シンプルなミリタリーテイストのデザイン。必要以上な軽量化は行わず(軽量化=感度ではありません)、テーパーの設計で必要性能を内包。ただ総重量は68gと軽量。このクオリティとこだわりで19,800円(税込)は、ホント自信あり。

御宅はいい! すぐ買うぜって方はこちらから。7/8 12:00カートオープン。

良いロッドだ! 釣れる! 高性能! こう謳われてセールスされるロッドはたくさんあります。ですが、何がどう性能がいいんだ?と問われるとなかなか言語化しにくいものです。感度がいい。軽い。素材がいい。だけではない、INTRO510の良さ、言語化します!

竿の潮感度とアタリ感度、INTRO510は特に潮感度にこだわった!

かねてより、多くのエキスパート・アジングアングラーがこだわってきた「潮感度」。アジング専用と謳われるロッドにもこの重要な性能が明確に意識されているロッドはそう多くありません。「アタリ感度」にはこだわったロッドは多くありますが、INTRO開発チームが最重要視したのは、ほかでもない「潮感度」でした。これはサーティフォーとコラボしたAdvancement65の開発時に蓄積された知見です。

アタリに対するセンシティブな感度性能があれば、潮感度だって付随するのでは? そんな疑問も浮かぶかもしれません。

しかし「アタリ感度にこだわっていたら偶々、潮感度性能も十二分に備わった」このパターンはあるにせよ、ロッドの構造上基本的に「潮感度」「アタリ感度」は別になります。むしろ潮感度にこだわった結果、アタリ感度も必要性能以上に備わったというパターンはあります。

「アタリ感度」は、ティップに伝わった瞬発的な魚のアタリをロッドの設計により明確にアングラーに伝える性能です。では「潮感度」とは?

ティップで受けた情報をどのように伝えるか。開発チームはティップの情報を受け渡すミッド、特にミッドトップの設計にかなりの時間を割きました。

潮感度は海の中の状況を手元に伝えてくれる

「潮感度」とは潮の流れをティップにもたれさせ、そのもたれ感をミッドからバットへとスポイルすることなく手元に伝える機能です。瞬発的な情報というよりは、どちらかと言えばジグヘッドがドリフトする際の潮の抵抗感を持続的に情報として手元に伝える性能です。極論を言うとティップ性能よりもミッド性能にこだわっています。

アタリ感度だけにこだわると、この潮のもたれ感が吸収されたり、スポイルされたりして、アジングに重要なリグの操作感がアングラーに伝わりにくく、操作感がないアタリだけとれるロッドに仕上がってしまいます。

ということもあり、高活性条件下ならばともかく、より多く釣ったり、より大きな魚を狙ったり、渋い条件下で水中の流れを把握して的確にルアーをアジに届けたい場合に必要なのは「潮感度」です。潮の情報を的確にアングラーに伝え、ドリフトしているリグの位置を認識、潮の流れに応じて、どのようにリグを送り込んでいくかなどを理解させるのに、この潮感度性能は非常に重要になります。

もちろんアタリ感度にもこだわっています!

その感度を踏まえた上で必要になるのが「アタリ感度」です。この感度に関してもロッドが軽ければ、軽いほど感度がよくなるというわけでもありません。全てはテーパーの設計だったりで感度の強弱は変化します。INTRO510は、アジングに必要な情報を十二分にアングラーに伝える感度を有しています。

感度を単純な素材性能や素材の軽さに求めるのではなく、うまく共振し、アタリとして手元に伝わるように共振感度を増幅するテーパー設計を採用しています。例えば、バットとティップのジョイントを並継にすることで感度とキャストフィールを高めています。

ティップからの情報を増幅する共振感度を高め、キャストフィールを良くする一つの方法として、並継ぎ(バット側のフェルールがメスになっている)を採用。最近のルアーロッドで多いのは印籠継(ティップを印籠にハメる)、逆並継ぎ(バット側に被せるようにティップをハメる)。

アンダー1g以下のリグを投げるキャスト性能

最後に、現代アジングのロッドにはもうひとつ欠かせない性能があります。それは、1g以下の軽量リグをキャストするための性能です。INTRO510のソリッドティップはなんと395mm。約40cmにおよぶソリッドティップは、軽いリグをティップだけで必要距離をキャスト可能です。

高価格帯のロッドに匹敵する、軽量リグキャスト性能を実現することにより、スタートアップから熟練に至る月日を経た後でも一線で戦えるロッドとして仕上がりました。



ロッドの調子は?

結論から行くと、『掛け調子』になっています。サンプル段階の『ノセ調子』バージョンのバランスが非常に良かったので、開発陣で悩んでいたのですが、結局、掛け調子バージョンの微調整により、ノセ調子バージョンを越えてきたので、掛け調子デザインで落ち着くことになりました。現代アジングロッドらしいファストテーパーということになります。

意外に知られていない、掛け調子がアジングロッドの主流になった、大きな要因のひとつも解説しておきます。それは、アジング用としてブレイクしたオープンゲイプ(ギャップ)フックの台頭があります。このフックはアジのフッキングタイミングを多く演出する反面、物理的な問題をかかえています。詳しくはリンクを貼りました『ルアーフックはどうして刺さるのか?【今さら聞けない”釣り針”基本講座(だけどマニアック)】』をご確認ください。

結論から言うと、アタリがあったらなるべく速く、しっかりアワセを入れることでオープンゲイプフックの持つ弱点を消すことができます(オープンはフッキングの機会は増えますが、フッキングチャンスに素早くアワセを加えてフトコロまで刺しこむ必要があります。アジは薄皮なので寛容ですが、ボーッとしていると穴が広がってバレの危険が確率的に上がります)。なので、掛けていく事を意識したテーパーデザインのロッドが主流かつ多くなっているという側面もあります。

意外に見落としがちですが、フックってパーツは使う道具の仕様に影響するということも理解しておくと、道具選びが楽しくなります。

INTRO510は既存のラウンドゲイプのフックを使用しても大丈夫ではあります。ティップが40cmちかいソリッドになっていて、それを受け止めるミッド部分も作り込んでいます(ゲイプが閉じてくると、フッキングに必要な間が必要になるのであります)。そう、そういうトコなんです。レギュラーテーパーだから汎用的だではなく、使う道具を想定してデザインしてこそ、特化型にも汎用的にもなるのであります。

どういった特徴があるのかはリンクの記事をご覧くださいませ。
概念的には10のアタリの6から7を自動的に掛けてくれるのがノセ調子。掛け調子は10のアタリのうち10を掛けていけるけど、場合によっては0になってしまうことも(極端な例え)。とはいえ、最近の掛け調子はティップの進歩もあってノセ調子の機能も内包していたりします。

原価高騰の中ですが、初回150本は高騰前に材料を抑えました!

今回、税込み価格19,800円で提供させていただくINTRO510ですが、ご存じのように世界情勢不安もあり、原価が高騰しております。今回製造しました150本につきましては、この価格でご提供させていただくことが可能ですが、次回からはどうなるかわかりません! 150本とそれなりの数は揃えさせていただきましたが、予約注文から優先で提供させていただきますので、お早めによろしくおねがいします!

最近の部材の高騰、ホント、エグいレベルですので、INTRO510に限らず、欲しいタックルは早めに購入しておくことをオススメします。

各部デザインについて

スペックについては以下の通りです

  • モデル名:INTRO510
  • タイプ:ソリッドティップ
  • 長さ:5ft10in/177.8cm
  • 重さ:68g
  • 対応ルアー:0.5~3.0g
  • 対応ライン:1~2.5lb
  • 価格:19,800円(税込)
INTROはルアマガのフィッシング・スタートアップ向けブランド。現在、このロッドの他に、バスのベイトフィネスロッド(5P)を開発中(レジットデザイン開発)。ちなみにこそのロッドもかなり面白いギミックが内包された業界初のロッドになります。
軽量なリグをしっかりとキャストできる。※危険マーク、完成品はシールでの貼り付けになります。このような印刷はされません。
FujiのステンSiC-Sガイド採用。軽量で使いやすい、ライトゲーム・ロッドに適したガイド。
ガイドは信頼と実績のFuji工業製品。

竿袋も地味におしゃれ。

ということで、かなり時間を費やしてルアマガのアジングチーム、そして、andの開発陣が完成させた、こだわりの1本。お値打ちですので、ぜひ、使ってみてください!

お届けは9月上旬を予定(8月中旬に早まる可能性も)

大変にお待たせしましたが、こちらから予約可能です。サンプル画像では、INTROのロゴまわりに感電注意のロゴが入っていますがこちらは、製品版では消されてシールになります。ちょっとデザインに絡んでいてみっともなかったので変更しております。

7月末には製品が入荷予定なのですが、物流の関係で確定確認ができず、販売サイトではお届けは9月常住から中旬のお届けと表記しております。予定通り7月末に製品が届きましたら、お届けは8月中旬までにお送りできそう…。確定次第、こちらで更新書き換えしますのでご了承ください。