魚料理を作るためには、まず魚が捌けなければ話は始まらない。ここでは魚の捌き方の基本となる三枚おろしから皮の引き方、さらには特殊な魚の捌き方まで解説。これで料理前の下ごしらえは完璧!! まずは捌き方の基本をマスターしよう。三枚おろしに皮引き。これができれば魚料理は怖くない。
●文:ルアマガプラス編集部
三枚おろし
三枚おろしとは、魚を二枚の半身と中骨の三枚に切り分ける作業のこと。半身を一気におろすと中骨に刃が当たって難しく、身も残りがち。中骨を境に腹側、背側、反対の背側、腹側の順でおろしていくとスムーズにできる。
1. ウロコを落とす
2. 頭を落とす
3. ハラワタを抜く
4. 腹から包丁を入れる
5. 背側にも包丁を入れる
6. 反対側は背側→腹側の順で
大名おろし
大名おろしとは、身残りを気にせず、一気に半身にスライスする三枚おろしの方法。
皮引き
この作業が苦手という人も多いだろう。皮は剥ぐのではなく引く。そう心掛ければ上手くいく。
まず尾の前で皮と身の間に切れ目を入れる。皮の端を指でつまみ、包丁を身と皮の間に入れて、刃で皮を押さえる。そして包丁を動かすのではなく、皮を引っ張ることで刃を進めていく。それがコツ。
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