レジャー用とは違う、釣り用クーラーボックスのスゴイ性能を解説! これがフィッシングクーラーの実力!

釣った魚を美味しく頂くため、飲み物や食材を冷えた状態でBBQ場まで持ち運ぶためなど、釣りやキャンプで大活躍クーラーボックス。夏場はクーラーボックスが必須の場面が多い。そんな釣りやキャンプをする時間を快適に過ごすために進化、開発されているクーラーボックスの基本と選び方をご紹介。

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

レジャー用と違う!釣り場での利便性に特化したフィッシングクーラー

夏場の水分補給や栄養補給の飲食物を保つため、もしくはより釣った魚の鮮度を保つため、これからのシーズンは特に必携な場面も多いクーラーボックス。

しかし、どういう基準で選んだら良いのか? よく言われるのは、クーラーは価格=性能。では、高ければ良いの!? そういったクーラーボックスに対する疑問を、DAIWAのクーラー開発担当者のお二人に聞いてみると…。

「確かに価格の高いものは、保冷力に優れています。でも、最近のクーラーボックスは一日釣りをする分には十分な性能を持っていますので、用途に合わせて選んでもらえればいいと思います」

用途というと? 釣り場の違いなどですか?

「例えば、車から釣り場が離れている長い堤防などでは、運ぶのに便利なキャスター付きだったり、渡船の磯場へ釣りにいくときは、渡しやすいハンドルの長いもの。陸っぱりの小型魚狙いなら小さくて軽いものだったり、逆に大物狙いなら横幅の広いものだったり、様々な用途別になっています」

確かにいろんなタイプがありますね。

「釣りのスタイル別に、いろいろと選ぶ楽しみがクーラーにもありますので、メーカー側が決めつけずに、ご自身に合ったものを是非選んで頂きたいと思います」

キャンプでもフィッシングクーラー!そのメリットとは

フィッシングクーラーボックスのメリット

持ち運びや魚のサイズに合わせた設計など、釣りに必要な機能性を重視!

フィッシングクーラーは、レジャーで使用するクーラーボックスとは違い、釣りをするときに必要な機能性が搭載されている。例えば、多くの魚を入れて重くなる前提のため、持ち運びに便利なキャスターが付いていたり、より持ちやすいようにハンドルが長かったり、すべり止めなどが付いている場合もある。

これは便利だ!フィッシングクーラーの特徴

(左)持ち運びに便利なキャスター付き、そして伸びるハンドル(右)受け渡しに便利な長くてしっかりしたハンドル

ハンドルが長く、手渡しもラクラク!

イラストにもある通り、磯への渡船で手渡しするなど、ハンドル部分が長く持ちやすいようになっている。単に持ちやすいだけではなく、ハンドル取付部が横にあることで、変形しやすいフタの負担も軽減されている。キャンプなどの荷降ろしやちょっとした渓流などでも大活躍する。

重くても持ち運びやすい作り

クーラーによっては、写真のようにハンドル部が伸びて、さらにキャスター付きなものもある。長距離移動をする釣り場などでは、転がしながら運ぶことが可能だ。公園でのBBQやピクニックなど駐車場からの距離が遠いときに重宝する。

(左)水抜き栓(右)冷気を逃さない小さなフタ

その他、水抜き栓など釣りならではの利便性が満載

大型魚を入れる大きめのクーラーなど、もしくは海水を入れた水氷の場合など、水を抜く際に便利な水抜き栓が付いている場合があるなど、釣りならではの便利な機能が様々に施されているのだ。

フタが両開きだったり、投入口が付いているなど工夫されている

車に入れた際、もしくは船の上など、釣りへ行くと反対方向から開きにくい場面が多々ある。その際に、クーラーの上蓋を両方向から開けたり、魚を投入する小窓があると出し入れがしやすいといった工夫がされている。

釣り用品ブランド以外からもクーラーボックスはある!

フィッシングクーラーボックス以外でも質の良いクーラーボックスは発売されているので、用途にあわせて選ぶのベターだ。


※本記事は”ルアマガプラス”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。

最新の記事