[1万円台]入門リール新ソアレBBの未公開写真。上位機ソアレXRとの比較も。アジング・ライトゲーム用入門機(シマノ)

発売が近づいてきたシマノのライトゲーム用入門リールの新機種、NEWソアレBBリール。発表から時間が経っているが、予定通りであれば、12月の発売となるはずだ。そこで、ルアーマガジンソルト編集部が独自に入手したNEWソアレBBリールの写真を公開するとともに、上位モデルのソアレXRリールと実機を比較!
※写真のソアレBBリールはプロトモデルです

→新ソアレBBリールのスペックと価格、写真ギャラリー

●文:ルアーマガジンソルト編集部

2024 シーバス特集

前作から大幅に進化。特に、釣果に直結するドラグ性能が向上!

新しいソアレSSアジングに、新しいソアレBBリール(C2000SSHG)をセットした例。

新しいソアレBBには数々の進化ポイントがあるが、中でも特筆すべきポイントがドラグだ。上位モデルとなるソアレXRにも搭載されている「ハイレスポンスドラグ」が、入門機であるソアレBBにも採用されたのである。

アジングエキスパートアングラーの丹羽さんも、新しいソアレBBリールのドラグ性能に満足。

特殊な機構を採用することで、魚の急な動きにも即座に対応するドラグで、特にアジングなど細いラインを使用するゲームにおいて、大きなアドバンテージを発揮するだろう。

ハイレスポンスドラグを採用することで、アジングタックルでもショゴ(カンパチの若魚)なら余裕をもってファイトできる。

その他にも、新しいソアレBBに採用されている技術、機能は下記の通り、非常に多様でもはや入門機の粋を超えるレベルの進化を果たしている。

NEWソアレBBリールが採用する技術・機能

  • HAGANEギア[精密冷間鍛造で製造された高耐久で精緻なギア]
  • マイクロモジュールギアll[高い製造技術で滑らかな巻き心地を実現]※500SPGを除く
  • Xシップ[負荷に強い軽快なリーリングに貢献]※500SPGを除く
  • サイレントドライブ[細部まで最適化された設計が実現する静粛性]※500SPGを除く
  • Xプロテクト[鉄壁の防水構造で、内部への水の侵入をシャットアウト]
  • Gフリーボディ[摺動機能部品を本体上部に配し、ロッドとの一体感が向上]
  • AR-Cスプール[ライントラブルを低減し、遠投性能をUP]
  • ロングストロークスプール[キャストフィールと飛距離を向上]※500SPGを除く
  • CI4+[軽量カーボン素材採用で剛性・耐久性を向上。軽量化を実現]※500SPGを除く
  • S A-RB[特殊防錆処理を施したベアリングで塩ガミが減少]
  • ワンピースベール[継ぎ目のないベールでライントラブルを低減]
  • ハイレスポンスドラグ[特殊ドラグでファイト中の魚の急な動きにも対応]

NEWソアレBBリール ラインナップ

ギア比自重(予定)スプール寸法(径/ストローク)最大巻上長ハンドル長BB数予価(本体)
500SPG4.7160g39.5mm/8m58cm40mm4/11万7500円
C2000SSPG4.6185g43mm/13.5mm62cm40mm5/11万8000円
C2000SSHG6.1185g43mm/13.5mm82cm45mm5/11万8000円
●2022年12月発売予定。※スペックは7月初旬現在。発売までに変更になる可能性があります。

新しいソアレBBリールの写真ギャラリー

NEWソアレBBリールとソアレXRリールとの比較

NEWソアレBBリールの撮影時、比較用としてソアレXRリールもあったため、両者を比較撮影。さらに実際に実機を触り比べることもできたので、その感想を簡単にインプレッション。

NEWソアレBBリールだけを触っていたら、正直もコレで十分だし、重量的にも何ら不満もない。製品自体のデザインやクオリティも、とても入門機とは思えないレベルに感じた。ただ、実際にソアレXRリールと持ち比べると、当然ではあるが価格相応(本体価格で、XRはBBの約2倍ほど)の差を感じる。

NEWソアレBBリールと、上位機種ソアレXRリールとの比較

デザイン自体はNEWソアレBBリールとソアレXRリールで共通感があるが、ソアレXRリールはボディやスプールがマットな仕上げとなっており高級感を感じる。また、ハンドルのデザインも凝った印象で、全体的に上位モデルという雰囲気だ。雰囲気だけでなく、自重なども価格に応じた差がつけられているため、両機種を持ち比べると明確に違いを感じられた。

すでにソアレXRを使用していて、追加でソアレBBの購入を検討している場合は、重量差などを考慮に入れる必要はあるだろう。

公式WEBサイトでは、新しいソアレBBリールの発売は12月とアナウンスされているが、この価格で大幅な進化を遂げているため、人気になることは必至だろう。


※本記事は”ルアーマガジンソルト”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。

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