これがアブガルシアの「本気」の近海ジギングロッド!『ソルティーステージプロトタイプジギング』

100%国産カーボン仕様となって10年ぶりのフルモデルチェンジを果たした、ソルトゲームのオールジャンルをカバーする『ソルティーステージプロトタイプシリーズ』。今回は昨年秋にリリースされた“ジギング”モデルをフィーチャーし、アイテムごとに特長を解説していこう。

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

XJGS-64-0-MAX150

イナダ(ハマチ)やワラサ(メジロ)といった小型~中型青物の数釣りが楽しみやすいモデル。PE1.5~2号で100g前後のジグを繊細に扱うことに長けていて、ライトジギングとジギングの中間というニッチなシチュエーションを得意とする。ただ、バットセクションのトルクはクラスを超えており、強度と感度、軽量化をハイレベルで向上させたTAFブランクスのおかげで10kgオーバーのヒラマサやカンパチなどの大型青物にも対応できる。

【スペック】

  • 全長:6ft4in
  • 自重:133g
  • 継数:1
  • 適合ルアー:~150g
  • 適合PEライン:~2.5号
  • 適合リーダーライン:~50lb
  • テーパー/アクション:ファースト

XJGS-63-1-MAX180

50m未満のシャローエリアで、130g前後のジグを用いてのジャカジャカ巻き、コンビネーションジャークなどのテクニカルなゲームをストレスフリーで楽しめることを追求。それに合わせたティップセクションはソフトなセッティングで、小さなバイトも弾かずに絡め取る。対してバットは真下へ突っ込むターゲットのパワーをガッチリと受け止め、のされることなくファイトを堪能しながらリフトへと持ち込める。

【スペック】

  • 全長:6ft3in
  • 自重:142g
  • 継数:1
  • 適合ルアー:~180g
  • 適合PEライン:~3号
  • 適合リーダーライン:~60lb
  • テーパー/アクション:ファースト
2024 シーバス特集

XJGS-61-2-MAX200

160g前後という、近海ジギングでもっとも使用されるボリュームゾーンに焦点を当てたベーシックモデル。ワンピッチからハイピッチ、コンビネーションジャークと、さまざまなジャークメソッドに対応できるTAFブランクスは、全長6ft1inという“ちょうど良い”長さ。メインターゲットは10kgクラスのヒラマサやブリ、カンパチといった回遊魚で、それに対応すべく元ガイド2つはKWガイドのダブルフット&ダブルラッピングで武装している。

【スペック】

  • 全長:6ft1in
  • 自重:160g
  • 継数:1
  • 適合ルアー:~200g
  • 適合PEライン:~4号
  • 適合リーダーライン:~80lb
  • テーパー/アクション:レギュラーファースト

XJGS-60-3-MAX250

250gまでのジグでヒラマサやブリなどの大型青物を仕留めるためにデザインされたハイパフォーマンスモデル。全身XテープラッピングされたTAFブランクスはトルクフルでハリが強く、ロングジグをキレのあるアクションで操作することができる。かといってガチガチの棒ではなく、追従性も高いうえに大型ターゲットの強大なパワーもしっかり吸収してくれるのでファイト時の負荷が少なく、長時間でも体力の消耗を抑えてくれる。

【スペック】

  • 全長:6ft
  • 自重:184g
  • 継数:1
  • 適合ルアー:~250g
  • 適合PEライン:~4号
  • 適合リーダーライン:~80lb
  • テーパー/アクション:レギュラーファースト

XJGS-57-4-MAX300

20kgオーバーの“モンスタークラス”ヒラマサ&カンパチをターゲットに絞った、シリーズ最強モデル。5ft7inのTAF製法ショートブランクスはハリとパワーにあふれている一方でとても柔軟なので、重いジグでも少ない力でキレのあるリズミカルなアクションを与えることができる。ガイドはオールダブルフット&オールダブルラッピングのKWガイドを採用し、耐久性と強度についても抜かりがない。

【スペック】

  • 全長:5.7ft
  • 自重:191g
  • 継数:1
  • 適合ルアー:~300g
  • 適合PEライン:~6号
  • 適合リーダーライン:~80lb
  • テーパー/アクション:レギュラーファースト