エギはイカの大好物であるエビの姿を模しているという説もあり、シャクリやダートはエビが逃げる様を、フォールは漂う様をそれぞれ演出しているらしい。確かにアングラーとしてもアクションを与えるときに、エビの動きをイメージすればやりやすいだろうし、実際にエビをイメージしたカラーのエギも多数存在する。そんなエビのリアルな姿を徹底的に追求したのが『セフィアクリンチエビシリーズ』だ。
●文:ルアマガプラス編集部
セフィア クリンチ エビ シリーズ フラッシュブースト 3.5号(シマノ)
一般的なエギはイカがエギに触れたときに違和感を与えないように、ボディに上布が巻かれている。セフィアクリンチエビシリーズではこの布巻きの役割を、ボディ表面の独自加工によって表現。イカがボディに触れることで本物のエビのように有機的なザラつきを感じさせ、捕食本能をアオってくれる。そして、これまで以上のリアルさを追求したエビカラーが、イカの熱い眼差しを釘付けにしてくれる。
透明度が高いボディ素材だからこそ可能になったのが『フラッシュブースト』によるフラッシングアピール。スプリングを介してボディ内部にマウントされた反射板がダートやシャクリのときはもちろん、フォール時やボトムステイでも揺れ続けて細かなフラッシングを発生。動いていても止まっていても、常にアピールし続けてイカを惹き付けてくれる。
カラーは全5色で、すべてのラインナップにケイムラカラーを採用。
フラッシュブーストとの組み合わせで水中での視認性が大幅に向上し、イカからのアタックがこれまで以上に期待できる。この春から“エギ=エビ”という思い込みをさらに強くして、自己記録更新の大型イカを狙ってみよう!
シマノインストラクター・湯川さんの解説も必見です!
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