O.S.Pから東京湾対応の「超万能」ソルトジグヘッドが登場!『グライディー』ショアゲームにもうってつけ!!

O.S.Pから、フラットフィッシュやロックフィッシュ狙いに適したジグヘッドが登場する。このアイテムはアイランドクルーズ船長の遠藤正明さんが監修。そのこだわりや使い方を解説してもらった。 

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

グライディー (O.S.P)

【スペック】

  • ウエイト:15g、20g、25g、30g、40g
  • 入数:2個
  • 価格:15g ¥715(税込)、20g ¥770(税込)、25g ¥803(税込)、30g ¥858(税込)、40g ¥935(税込)

グライディーの特徴 

①ボトムで若干浮きつつ前傾姿勢になるヘッド形状 

②魚の重み&反転で食い込んでくれるレベルの鋭く粘るフック 

③フルキャストや前アタリでワームをずらさないためのペグホール 

④近接戦闘でも対象魚の判断を惑わす3Dアイ 

⑤仕掛けの可能性を広げるアシストアイ 

頭でっかちになりがちだったジグヘッドを「小シルエット」に 

O.S.Pとしては初となるソルト専用ジグヘッド『グライディー』。昨今多くのジグヘッドが市場に存在するがこのグライディーはどのようなきっかけで誕生したのだろうか?

遠藤「グライディーはマゴチなどのフラットフィッシュをメインに、いろいろなソルトゲームに使えるバーサタイルジグヘッドです。既存のソルト用ジグヘッドは、水深が深くなったり風が吹いてきたりすると、30g、40gと重いものを使っていくようになります。しかしジグヘッドが重くなると、ワームに対するヘッドの重さが大きくなってきて、全体のシルエットが崩れてきてしまう。頭でっかちになってしまうんですね。そうすると、ヘッドが邪魔をしてフッキングをミスってしまうことも多かった。バイトしてきたけど掛からない、ヘッドに歯型だけついてしまったりとかですね。そこで、できるだけヘッドが小さいジグヘッドが欲しかったというのが最初の狙いです」 

そして誕生したのがこの独特の形状。 

左からドライブギルSS、ドライブシャッド、ドライブビーバーをセットしたグライディー。どれもベストマッチな組み合わせになっている。

遠藤「ヘッドの下部分を伸ばした形状にしたんです。シャッドテールワームやクローワームで使うことが多いのですが、フラットボディのドライブSSギルというワームがマゴチにすごく効くことがわかって、それに合うようなヘッドが欲しかったというのもありますね。下にウエイトを持ってきたときに、フォール時にスパイラルで落ちていくようになった。それで、ドライブSSギルに合わせると、すごく相乗効果で釣れるジグヘッドになっていますよ」

ワームをしっかりホールドするフックキーパー。  [写真タップで拡大]

アシストアイ。魚種やシチュエーションに合わせてブレードやアシストフックをつけることができる。  [写真タップで拡大]

リアルな3Dアイ。 [写真タップで拡大]

ワインドにも対応するトライアングルヘッド。  [写真タップで拡大]

「ナローフック」でフッキング性能抜群 !

ヘッド下部にウエイトを設けたことで生まれた副産物もあった。 

遠藤「ボトムでちゃんとジグヘッドが立ちますし、このウエイト部分によって若干ワームが浮いた状態でステイさせることができる。なので、海底にべったりくっついているものに比べて、着底時でのバイトのフッキング率は格段に上がっています。魚がワームをちゃんと吸い込んでくれるような感じがしますね。あとは、ヘッドが三角なのでワインドで使ってもちゃんと左右に飛んでくれますよ」 

もちろん、フックやアイポジジョンに対してもこだわりがある。 

遠藤「フックはケン付きタチウオSTR(がまかつ)をベースにがまかつさんで特注生産。フックポイントが鋭くて、懐がわりと狭いものをチョイスしています。いろいろ試した結果、タチウオバリというのがこのジグヘッドに合っていました」

遠藤「そしてアイポジションはふたつ用意。広範囲にスイミングさせたい場合はフロントのレールアイ、バーチカル気味に誘いたい場合はリアのメインアイと、使い分けることができます。マゴチはヘッドにバイトしてくることが多いので、リアアイにフックを足して使うのも効果的ですよ。レールアイはショアからの釣りでも使いやすく、浅い場所も引きやすく、リフト&フォールもしやすいですよ」 

そして、フックキーパー部もこだわって作ってある。 

遠藤「この穴に爪楊枝を刺すことで、ホールド力をアップさせることができます。爪楊枝を刺す部分は、ウエイトに刻印された三角形を見ればOK。爪楊枝は、最初から刺すんじゃなくて、ワームがズレるようになってきたら刺せばワームが長く使えますよ」 

遠藤さん的!想定シチュエーション!

東京湾ボートマゴチ 

水深5m〜15mの砂地を、ウェイトは25〜30gを使って誘う。潮が緩くしっかりとボトムが取れるなら軽くしていき、そうでなければボトムが取れるウェイトを使うのが基本。ロッドは長さ7ftのMLパワー程度のシーバスロッドでOK。ベリーで掛けられるぐらいのテーパーがベスト。ラインはPE1号+リーダー16lbが使いやすい。 

東京湾ボートシーバス 

キャストし、着底させてからのただ巻きが基本。アシストアイにスプリットリング+ローリングスイベル+#6程度のトリプルフックのセッティングも◎。タックルはボートシーバスなら長さ6.6ft、ML〜Mパワー。ラインPE1.5号+リーダー16〜20lb程度がオススメ。ジグヘッド+ワームを使うような釣り全般に対応 

気になるグライディーの発売は、2023年6月上旬を予定。初夏のサーフゲームやオフショアのマゴチゲームが盛んになるタイミングなので、是非ともO.S.P渾身のソルト用ジグヘッドの威力を体感して欲しい!!

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