シマノが偏光グラスを大幅にアップデート。偏光レンズの最大手メーカー・タレックスとのコラボレーションにより、昨年新たなフラッグシップモデルを2タイプリリース。それがチタンフレームモデル『STL101』とスポーツタイプモデル『STL301』だ。
●文:ルアマガプラス編集部
STL101(シマノ)
【STL101 スペック】
- レンズ:タレックスPPL75
- レンズカラー:トゥルービュースポーツ、イーズグリーン、ラスターオレンジ(新色)、トゥルービュースポーツシルバーミラー(新色)
- フレーム幅(ネジ間):138
- レンズサイズ(参考値):56×34
- 価格:29,000円(トゥルービュースポーツ、イーズグリーン、ラスターオレンジ)、31,000円(トゥルービュースポーツシルバーミラー)
STL301(シマノ)
【スペック】
- レンズ:タレックスPPL75
- レンズカラー:トゥルービュースポーツ、イーズグリーン、ラスターオレンジ(新色)、トゥルービュースポーツシルバーミラー(新色)
- フレーム幅(ネジ間):135
- レンズサイズ(参考値):58×36
- 価格:35,000円(トゥルービュースポーツ、イーズグリーン、ラスターオレンジ)、37,000円(トゥルービュースポーツシルバーミラー)
まずは偏光グラスの“命”とも言えるレンズに関してだが、世界でも認められている国内トップのレンズメーカー・タレックス社のレンズを標準装備。
レンズコーティングはハードマルチシングルコートとハードマルチミラーコート(トゥルービュースポーツシルバーミラーのみ)の2種類が用意され、傷付き防止はもちろん撥水性能も大幅に強化されている。
チタンフレームモデル『STL101』はフロント、テンプル、テンプル芯、そしてクリングスアームに純チタンを、バネヒンジにβチタンを採用した超軽量モデル。βチタンには適度なしなやかさがあり、顔幅が広いアングラーでも快適な着け心地。フレームによる挟み込みで痛みを感じることも抑制されている。また、ノーズパッドアームも同様の役割を果たし、押さえつけても鼻への負担を軽減してくれる。
一方のスポーツタイプモデル『STL301』はフロント、テンプルにナイロン素材を用い、高い遮光性で水中を覗き込むサイトフィッシングには最適。バネヒンジ、クリングスアームにはSTL101同様にβチタンを採用し、長時間の釣りでも挟み込みによる耳元の痛さなどの不快感を軽減。より緻密なゲームへ集中することをアシストしてくれる。
レンズカラーはこれまでトゥルービュースポーツ、イーズグリーンの2モデルであったが、今期は「ラスターオレンジ」「トゥルービュースポーツシルバーミラー」も追加され計4色のラインナップに。さらに全機種ハードケースとグラスポーチもセットされているので、バッグやスーツケースに入れて携帯するときでも安心だ。
チタンモデルか? それともスポーツモデルか? 選ぶのに迷ってしまいそうだが、どうせならレンズのカラー違いで両方とも…というのがベストな選び方かも!?
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