シマノの大人気トラウトリールが5年振りのフルモデルチェンジ!『カーディフXR(シマノ)』

渓流のトラウトゲームにおいて、リールには多くのことが要求される。例えば繊細なロッドとともに1日中キャストし続けられる軽さ、複雑な流れとルアーの挙動を感じられる静粛性と滑らかな巻き心地、そしてピンスポットへと正確にアプローチできるアキュラシー性能と遠投性能などなど。それらの高性能を小さなボディに凝縮させたのが、渓流ルアー専用スピニングリール『カーディフXR』だ。

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

カーディフXR(シマノ)

【カーディフXR スペック】

品番ギア比実用ドラグ力(Kg)最大ドラグ力(Kg)自重(g)スプール 径(mm)/ストローク(mm)糸巻量ナイロン(lb-m)糸巻量フロロ(lb-m)糸巻量PE(号-m)最大巻上長(cm/ハンドル1回転)ハンドル長さ(mm)ベアリング数BB/ローラ―
C2000S5.11315543/13.53-125 4-100 5-753-110 4-85
5-65
0.6-150 0.8-110
1-80
69459/1
C2000SHG6.11315543/13.53-125
4-100 5-75
3-110
4-85
5-65
0.6-150 0.8-110
1-80
82459/1

トラウトフィールドにマッチする伝統のカラーリングとデザイン!

性能以前に目を引くのが、自然の景色にフィットするダークグリーンボディ。その派手すぎずに落ち着いた存在は、釣り上げた魚とともに写真に収まるにはまったく違和感がない。スプールにレイアウトされた丸型の飾り穴も軽量化を促進するのはもちろん、どこかレトロチックな雰囲気を醸し出している。

渓流トラウトに適した機構やパーツもしっかり搭載!

ハンドルノブはシマノ製汎用スピニングモデルとしては唯一のコルク製を採用。渓流の雰囲気にマッチするだけでなく、超軽量リールとして名高いヴァンキッシュのノブと同様の軽さを実現。そして指先にもフィットしやすく、集中してリトリーブし続けることができる。

ドライブ部分も大幅に強化。従来モデルであるカーディフCI4+には未搭載のマイクロモジュールギア、サイレントドライブを新たに導入し、ハイエンドモデルに勝るとも劣らない滑らかな巻き心地と静粛性を確保。渓流だからこその複雑で急激な流れの中でも、ルアーが置かれている状況をつぶさに把握することができる。

「ロングストロークスプール」はピンスポットシューティングの精度をさらに高める!

また、複雑な地形や生い茂る木々の中でも正確で飛距離が出るキャストをアシストしてくれるのが、新採用のロングストロークスプールだ。ライン放出時の抵抗が少なくルアーが失速しにくいので、軽い力でキャストすれば遠くのピンスポットも射貫くことが可能だ。

防水性能にも優れており、シマノ最高レベルの防水テクノロジーであるXプロテクトを採用。魚とともにリールが水に浸かったとしても、少々の時間ならばまったく問題はない。自重も155gと軽量で、早朝から日没まで釣り続けても疲労感が少なく済むのはうれしい。この秋から渓流ルアーゲームにチャレンジする貴方には、おすすめしたい1台だ。


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