ランカーシーバスの「マル秘メソッド」を完全公開!今年の秋は『ナイトペンシル』がアツイ!!【DAIWA岡本隆治の極鱸道】

メーカー・ノーリミット!岡本おすすめナイトペンシルをご紹介!

さて、ではこの釣りにおける個人的なオススメルアーをDAIWA、他社さん問わず、ご紹介いたします!

おすすめその1「モンスタースライダー160F(DAIWA)」

私がルアーの開発に携わらせて頂いた上で「最も信頼できると確信している」のが、このモンスタースライダー160Fです!

ポイントは何と言っても、他を圧倒するスライド幅と、滑らかなアクション。

ナイトのトップはルアーの上下運動を極力減らし、左右に綺麗にスライドすることが非常に効果的なタイミングが多いのですが、このモンスタースライダー160Fは、まさにそのものです。

コノシロやイナッコ食いの魚にともかく効きます。私自身、モンスタースライダー160Fのナイトトップの釣りで2匹のメーターオーバーと、98cmのメータークラスもキャッチしています。

実は、ギリギリまで水平浮きにしたボディーはI字引きで非常に安定感があり、I字引きとドッグウォークの組み合わせがヤバい。

このルアーに関しては、下記の記事で気持ち悪いぐらい語っているので、是非ご一読を(笑)。

モンスタースライダー160Fで釣獲した103㎝。凄まじい魚だった。

おすすめその2「モンスタースライダー135F-LI(DAIWA)」

この釣りのためにこのサイズをお願いしたといっても過言では無いのが、モンスタースライダー135F-LI。大型ペンシルの良さを残し、通常のタックルで使用できるギリギリのサイズ感がこの130㎜台だと思います。

ベイトサイズも、10㎝程度のサッパ等から20㎝程度のイナッコやコノシロが入っている時に有効です。
尚、135F-LIは160Fに比べると、アクションの際、若干の上下運動が出るようになっています。そのお陰でアピール力は上がってはいるのですが、個人的には、ラインアイの後ろの部分に2g程度のウェイトシールを貼り、上下運動を殺し、アクションを滑らかなスライドアクションにした方がこの釣りに向いていると考えています。特に凪いだオープンや明暗にオススメです。

モンスタースライダー135F-LIはレーザーインパクトを積んでいるため、更に日中のイメージが強いが、ナイトでこそヤバい。オススメは顎の位置にウェイトシールを追加!

おすすめその3「アマゾン(エバーグリーン様)」

こちらは、私がこの釣りに強く目覚めた理由のルアーです(笑)。モンスタースライダー160Fとは違い、上下運動が多く出るため、よりアピール力が高く、若干の波気がある場合に使用します。

特にコノシロが溜るシャローの荒天ナイトゲームがおすすめ!このルアーを使えば使うほど、今江克隆プロの凄さを感じます…!

このバスカラーのアマゾンペンシルで何本釣ったかもうわからない。

おすすめその4「コンバットペンシルジャスティーン115(エバーグリーン様)」

より、ベイトが小さく、モンスタースライダー135F-LIでも誤爆が多い場合はこのルアーです。ハッキリ言って、バスルアーとしては異常な程のソルト対応力を感じます!

しかし、スライド幅はモンスタースライダーほどでは無いため、強烈にスイッチを入れるというよりは、捕食側のミノーのような通常ルアーとの間に位置するルアーです。

安定感抜群のジャスティーン115。これもおすすめです!

おすすめその5「スラムドッグモンスター(イマカツ様)」

こちらも自分の中で絶対的なルアーの一つです。モンスタースライダーやアマゾンペンシルよりナチュラルなアクションを持っているため、ジャスティーンに近い「食わせルアー」です。

ただし、フロロカーボンリーダーだと、度々水中にもぐることがあります。水中へのダイブは食うきっかけになることもあれば、見切られる原因にもなるので、使いどころに注意が必要です。このルアーを使う度、また今江克隆プロの凄さを感じます…。

デイもナイトもスラムドッグモンスターばかり投げていた時期がありました…(笑)。東京湾でスラムドッグモンスターだけで4本のランカーが上がったときもありました。

⦁ おすすめその6「モアザン スカウター110F(DAIWA)」※廃盤

こちらは、超オススメなのですが…完全に廃盤品です(笑)。このルアーに関しては、圧倒的で異常な飛距離が持ち味。アクション自体は上記のルアーとは違うスプラッシュ+パニックアクションで別物になるのですが、現在のタックルだと、80m近く飛び、このルアーでしか釣れない魚が非常に多いんです。

もし、地方の釣具屋さんや、中古品で見つけたら即バイトをお勧めします!

東京営業所のバスジャンキー・萩原もシークレットとして愛用(笑)。スカウターなんでも釣れちゃうんだもん!

他にも、10月発売予定の「モンスタースライダー200F-LI(DAIWA)」「メガドッグ(メガバス様)」「ヒュージペンシル(デプス様)」等!

個人的にはナイトゲームのシーバスにおいては、ミノーやシンペンなど他のルアーの使用もあるため、タックル的にメガドッグ等の超大型ペンシルは、あまり出番が無いですが、恐らく効果的でしょう!
「漢」を追いかける方々は是非!

岡本的ナイトペンシル使用タックル

ロッド:モアザンブランジーノEXAGS98M/MH(DAIWA)

自分の「相棒」的ロッドであるブランジーノ EX AGS 98M/MHは、ナイトペンシルの釣りにおいても非常にオススメです!

というか、この釣りでこそこのロッドの真価が発揮されると思っています!

ナイトペンシルで、最もストレスとなるのがフックとラインの絡まり=「エビる」というやつです。このロッドのしなやかなティップで優しくアクション入力をすることでトラブルを軽減することができます。

また、パワフルなバットが遠方で出たバイトでも、太軸フックを貫通させるパワーを持っています。本当にオススメの1本です!

リール:22EXIST LT4000-XH

巻き感度は必要無い釣りですが、操作を続けるにあたり、イグジストの軽量性と、エアドライブデザインによるリールのレスポンスは武器になります。この釣りはロッドアクションに対し、ラインスラックを回収をしていくので、ギヤ比はハイギヤ一択!

ライン&リーダー:モアザン12ブレイド1号~1.5号orソルティガ12ブレイド2号+モアザンフロロリーダー25~40lb(DAIWA)

ルアーを水中に入れない分、ラインは、太くしても食わせることが出来ます。
自分は根ズレリスク・飛距離・流れによるラインスラッグの出やすさ等、フィールドにより、ラインは変えます。PE1.5号+リーダー30lbを基本に考えれば良いと思います。

今回のまとめ☆

今回も長い文章をお読みくださりありがとうございました!

今回は私が一番知られたくない、ナイトペンシルの釣りについて書かせて頂きましたが、今思えば、数年前はデイゲームのアマゾンペンシルさえ、誰にも知られたくない釣りだったなと…(笑)。

しかしここ最近「グルービンでランカーが釣れたよ!」「バーティスRでランカーが釣れたよ!」と報告を頂くことが嬉しいので、今回の釣りも書いてみました。

まだペンシルベイトをナイトで使っていない方は、「ペンシルベイトは日中のルアー」といった固定観念を捨てて頂き、自分の新たな引出しにして頂ければと思います。

その先で、皆さんに良い魚が釣れてくれたらとっても嬉しいです。SNS等で報告して下さったらもっと嬉しいです!(笑)。是非よろしくお願い致します!

では、また次回!

ナイトトップの良さが炸裂した98㎝。最高の釣りですよ!

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