サンマの《赤いヒモ》は寄生虫?アニサキスにも注意、美味しいサンマの見分け方とは。

2024 シーバス特集

サンマの内臓で見かける赤いヒモ

サンマの身を内臓と一緒にチマチマと食べながら日本酒を舐めるというのは、とても幸福な時間であると同時に、赤いヒモを見かけてしまう瞬間でもある。特に気に留めることもなく食べ続けてきたが、この赤いヒモの正体を良い機会なので調べてみた。

サンマを食べていると見かける赤いヒモ。

赤いヒモの正体はラジノリンクス

サンマを食べていると見かける赤いヒモはラジノリンクスという寄生虫だ。ラジノリンクスはサンマなどの腸管内に寄生しており、赤橙色の見た目をしていて、加熱しても色は変わらない。人には寄生しないようなので特別なアレルギーなど無い限りは、そのまま食べても問題なさそうだ。

サンマにはアニサキスもいるよ

ちなみに寄生虫界の大スター「アニサキス」もサンマに寄生していることがある。脂が乗ったサンマの刺し身は美味しいですからね、生食をする際には細心の注意が必要だ。

サンマに寄生したアニサキス。

アニサキスはブラックライトで照らせば確認しやすい

アニサキスをブラックライト(UVライト)で照らすと白く発光する。身に潜ったアニサキスも見つけやすくなるのでオススメだ。アジングなどでグロー系ワームに蓄光させるブラックライトを利用すれば良いので、ぜひ試してほしい。

ブラックライトで照らすとアニサキスがクッキリ。

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