【琵琶湖】人気ボート店直送! でかバス5大湖の近年の傾向を解説



でかバスを狙う釣り人は、あまり情報を出したがらない。しかし、レンタルボート店は違う。毎日釣果情報が入るし、それを隠したりはしない。そこで、日本の5大デカバスレイクの有名ボート店に、最近のデカバス事情をこっそり聴いてみた。その内容を大公開!

難しくなったが、やはりデカバスは多数生息する、世界の琵琶湖!!

世界記録のバスまで釣られている、国際的ビッグバスレイク。最近は、ウィードが激減したり復活したり、ギルが姿を消した一方でワカサギが増えるなど、毎年のように異変が起きていて、パターンも変化。でも、ビッグバスのストック量は圧倒的だ。

訪れるアングラーも非常に多く、琵琶湖で流行る釣りは日本全国のバス釣りに影響を与えかねないだけに、釣りに行かずとも常にアンテナを張っていたい。

琵琶湖の近年の傾向

琵琶湖のスーパービッグを狙うのは、やはり簡単ではないようだ。

2020年の琵琶湖は「難しい」という声が良く聞かれた。それはひさのやも例外ではなかったらしい。「最近の傾向でいうと、でかバスの数は減ってるね。でもサイズ的には肥えてる。モロコやワカサギが増えていて、逆にバスが減ってるから1尾あたりのバスが食べる量が増えているのかもしれない」。ご主人の立田猛さんはそう考えている。特に2020年は、釣れたロクマルの数が例年より少なかったようだ。

時期とエリア

時期的には3月のデカバスが減少。エリアはディープの捕獲例が増加。

もちろんいつの時期にもチャンスがあるが、近年ででかバスの確率が高いのは、スポ―ニングからアフターにかけての5~6月。「ちょっと前までは3月に大きいのが釣れたけれど、ここ数年は不調やなあ。理由は不明やな」。そういって立田さんは頭を傾げた。でかバスの有望エリアは、南湖の山ノ下沖から名鉄の沖にかけて。北湖なら、10m以上の超ディープでビッグバスが釣れる例も増えている。

ひさのやの常連、加藤氏が2020年10月28日に叩き出した65cm、5540g。ルアーはハイパーフットボールジグ+ファットダブルテール(ゲーリー・ヤマモト)。水深約7メートルのエリアで食わせたモンスタークラスだ。


ヒットルアー

ルアーのサイズは、ワカサギやモロコに合わせて小型傾向にある。

ひさのやで60アップの8割近くを仕留めているのがラバージグ。近年はスイミング以外の使い方が強いようだ。残りの2割がビッグベイト、アラバマリグ、ネコリグなど。最近はベイトフィッシュが小さいので、アラバマのトレーラーなどが小型化している。

ひさのや出身の奥村和正さんがデザインしたハイパーフットボールジグ(デプス)は、ひさのやの定番。スイミングでもボトムでも使える

情報提供ボート店

ひさの屋

琵琶湖西岸、琵琶湖大橋の少し北側にある老舗のボート店。かつてデプスの奥村さんが通っていたことでも知られる、でかバスハンター養成所。浮沈構造の和船は荒れた湖に強い。

住所:滋賀県大津市小野306-89
電話:077-594-3288

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