静岡県焼津市にあるルアーメーカー「DUO」には、ルアー開発のために作られた巨大な水槽がある。その規模は実に長さ25m、最深部4.5m！ 今回、リグに関する様々な疑問を解決するために、丸1日この水槽をお借りして、実験＆観察してみた！ 今回のテーマはラバージグを用いて中層を手早くサーチする「ジグスト」。強めのシェイクを入れながら巻いてくるこのテク、魚の目にはどう映るのか？
調査員は「マイケル×テッペイ」
【Profile】
マイケル（左）
ご存知ルアマガの総合プロデューサー。DUOの社長・安達氏とも強固な信頼関係を築いていて、様々なコラボ企画を成功させてきた。今回は実験助手、および水槽カメラマンとして参加。
【Profile】
テッペイ（右）
今年、ライター生活25周年を迎えた自称・業界の重鎮（笑）。普段は上から目線の発言が多いが、今回は水槽の下から目線、横から目線でリグの動きを観察して、真実をレポート！
起用ルアーはフラットバックジグ＆ブルフラット
ジグストはホッグ系が主流だが、ブルフラットはまた別格的な存在でジグスト用としても人気があるため、その動きをチェックすべく今回はこちらを起用した。
ちなみにスキッピングのテストも、このコンビネーションを投げて観察した。
中層テク「ジグスト」はイメージ通りの動きだった！
連続的リアクション誘発と中層レンジキープを両立
ラバージグの中層テクとしてすっかり定着した感のあるジグストも水槽でチェック！普段よくやってる釣り方ということもあって、これはイメージ通り。
トレーラーとラバージグが上下に波打つようなアクションを出しつつ中層を泳ぐ。四六時中リアクションを誘発しながらレンジキープしている感じだ。
中層で、トレーラーのブルフラットが上反りになったり、お辞儀をしたり波打つようなアクションを繰り返しながら一定レンジを泳ぐ。更にスカートも複雑にフレア。正月の獅子舞いを彷彿とさせるアクションだ。違う？
昔風に言えば「ホンガリング」の動きのまま「レンジキープ」するイメージ。釣れる要素を2つ掛け合わせた技だから、そりゃ釣れるよね。
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