カバーのバス釣り巧者「小林明人」の手練手管に学ぶ!【COVER+1】

テキサスリグからパワーフィネスまで、多彩なアプローチが存在するカバーの釣り。シンプルな攻めが通用しないときに試したい「+1」のアイデアとは? カバー巧者8名の手練手管に学ぶ「COVER+1」。今回は小林明人さんに聞いた。

●文:ルアーマガジン編集部

小林明人さんのプロフィール

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小林明人(こばやし・あきひと)

40代でJBトップ50に昇格した遅咲きの職人肌。クローズドフェイスリールを用いたパワーフィネスで度肝を抜いた。ドライブビーバーやHP3DワッキーなどO.S.Pのソフトベイト開発にも深く携わっている。

「食性とリアクション」の実態

以下、小林さんの回答。

相模湖畔に作業場を借りていまして、ときどきバスが見えるんですよ。雨のあとはミミズをねらって岸を向いているヤツがいるんですが、本物を投げ込んでも、すぐには口にしません。しばらくじっーと観察しています。最後には食っちゃうんですけど。

こういうのがリアルな「食性」じゃないかと、僕は考えています。特に、逃げられないとわかっているエサやルアーに対しては、発見してもバイトまでに時間が掛かります。

カバー撃ちでも、基本的にはこの「食性」に寄せたアプローチが有効です。居心地のよさを求めているニュートラルなバスが多いからです。

HP3Dワッキーのカバーネコを多用するのも、時間をかけて誘えるリグだから。冬などは誘いながらレンジを下げることもありますが、あまり上下動させるとバスをびっくりさせてしまう気がします。規則的なピッチで誘い続けるのが「食性」で反応させるコツです。

これとは別に「リアクション」を意識したカバー撃ちもあります。風やカレントが効き始めたタイミング、濁りが入った直後などの“変化”がキーになります。

いわゆる「落ちパク」が起こりやすい状況ですが、イージーなわけではありません。魚のテンションは上がっているはずなのに、カバーネコで丁寧に誘うと食わなかったりするんです。

こういうときはテキサスリグや重めのネイルを入れたバックスライド系で「ピュッ! 」と落とすリアクションが効果的。カバー際に入れたスピナーベイトに巻き始めで食ってくるような釣りも、この延長線上にあるものだと捉えています。

ゆっくりとスライドフォールで見せるイメージの強いバックスライド系だが、小林さんはアシや護岸のエグレの奥へスピーディに送り込むために使う。 [写真タップで拡大]

タックル解説

HP3Dワッキー4.3in【O.S.P】

スクラムフック#1(O.S.P)、ネイルシンカーは2.6~3.1g、4mm径のシリコンチューブを使用。

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ドライブビーバー3.5in【O.S.P】

フックはインフィニ#4/0(リューギ)使用。オカッパリタックル1本でほかのルアーも投げることを考慮してリールは7.1:1のギア比を選択。

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ドライブショット4.5in【O.S.P】

フックはT・N・Sオフセット#4/0、後方に0.6~1.3gのネイルシンカーを挿入。

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【カバーネコ用タックル】

  • ロッド:エクスプライド264M+(シマノ)
  • リール:TU-01(トライアングル)
  • ライン:PEライン1.2号
  • リーダー:フロロカーボン3号

【テキサスリグ&バックスライド用タックル】

  • ロッド:スティーズ701MHFB-SV フランカー(DAIWA)
  • リール:スティーズSV TW 1012SV-XHL(DAIWA)
  • ライン:フロロカーボン14lb

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