「パンチング」狙うなら壁際岸際を攻めろ!【江口俊介の差がつくバス釣りカバーテク】

私たちのフィールドには、ルアーを送り込むのがためらわれるような難攻不落のヘビーカバーが存在する。水面に分厚く堆積したフローティングカバー。キャストさえ許されないほど高く伸びた草木やアシ。そんな手強いヘビーカバーを味方にするテクニックを我らが釣りウマ兄貴・エグシュンこと江口俊介さんにレクチャーしてもらった。今回は「パンチング」の狙い方をご紹介。

●文:ルアーマガジン編集部

2024 シーバス特集

江口俊介さんのプロフィール

江口俊介(えぐち・しゅんすけ)

日本最高峰のバスフィッシングトーナメント・JBトップ50で長きに渡り活躍し、数々の輝かしい戦績を残し2022年に引退。バス・ソルト問わず様々な釣りに精通する誰もが認める釣り上手。

COVER TECHNIC FILE03「パンチング」

やり方

狙っているフローティングカバーを貫ける重めのシンカーを使い、リグをカバー下に送り込む。基本的にはボトムまでのファーストフォールでリアクションバイトを誘う。着底後は数回リフト&フォールさせ、反応がなければ回収する。こちらもヘビータックル必須!

適合ルアー

  • テキサスリグ
  • リーダーレスダウンショットリグ

有効なシチュエーション

  • 浮きゴミやウッドチップが溜まっているエリア
  • ウィードが水面まで繁茂しているエリア

フローティングカバーは壁際の密度が濃い場所を狙うべし!

江口「狙っているフローティングカバーが広くてどこから狙えばよいかわからない人は、まずは壁際や岸際を狙ってみて下さい。それらの場所は沖側よりも浮遊物が押し込まれてカバーの密度が濃くなっているはず。リザーバーだと沖側のフローティングカバーは水深がかなり深かったりするので、その意味でもバンク側を狙う方ががよいです。パンチングもウエッピングと同様、しっかりやり込む人がそんなに多くはないのできっといい思いができると思いますよ!」

『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報

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