ヒラメ・マゴチ・青物ゲット! サーフゲームの基本はボトム攻略! 簡単巻くだけでOKの釣り方を解説!

サーフゲームのメインターゲットはヒラメやマゴチ。青物やシーバスなど思わぬ大型ゲストに出会えるのも魅力だ。そんな、魅力的なサーフゲームの基本を、広瀬さんに解説してもらった。

●文:ルアーマガジンソルト編集部

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広瀬達樹(ひろせ・たつき)

「ヒロセマン」の愛称で知られるルアーフィッシングの伝道師。関わっていないものを探すほうが難しいほど多くのメディアに登場し、あらゆるジャンルの釣りに精通する。抜群の取材成功率に加え、ビギナーから熟練者まで役立つわかりやすい解説を届ける。メジャークラフトスタッフ。

サーフヒラメは「ボトムの攻略」が基本!

広瀬さんがサーフで使うルアーのメインはやはりメタルジグ。中でも、ジグパラサーフはブレードが搭載で、投げて巻くだけでブレードが回転。キラキラとしたフラッシングと水をかき回す波動で、広範囲の魚に対して存在をアピールできるのが特徴。

ジグパラサーフ(メジャークラフト)
●重量:28、35、40g ●カラー:15色(ライブベイトカラー6色) ●価格:オープン [写真タップで拡大]

このルアーが、広瀬さんのサーフイチオシルアーとのことだが、その理由は?

広瀬「サーフは難しいと言われていて、実際、難易度がたかい部分はあると思います。だからこそ、釣り方はシンプルにしたいなと。ジグパラサーフは投げて巻くだけでしっかりと仕事をしてくれます!」

シンプルな操作法で釣れるというメジャークラフトアイテムの魂はここにも受け継がれていますが、どこがサーフ向きなんですか?

広瀬「まずはよく飛ぶこと。それとシングルではなくトリプルフックがふたつ着いています。ヒラメやマゴチなんかは下から喰い上げてくることが多いので、それに対応できるようにしてあります。あともうひとつはブレードですね。ボディシェイプもそうですが、ただ巻きで釣れるのが特長ですね」

広瀬「ボトムを取って巻いてしばらくすると浮いてくるので、途中で沈めてまた巻きます。ジャークを入れてもいいんですが、ジャークをするならブレードは外してもらったほうがテーリングは防げますよ」 [写真タップで拡大]

ノーアクションのただ巻き?

広瀬「メタルジグのようにしゃくったりもできますが、基本はミノーのようにただ巻きです」

ミノーよりも優れているのは?

広瀬「やはり圧倒的な飛距離ですね。それと素早くボトムが取れます。だからテンポよく探れる。広大なサーフの釣りは、いかに効率よくサーチできるかでもあるので、より広範囲をテンポよく探れるメタルジグがマッチするんです」

ジグパラサーフサイズ別使い分け

現在リリースされているウエイトのバリエーションは3タイプ。「潮が強かったりよりディープを狙うときには重くして、逆なら軽くします。まずは35gをベースにしてそこから判断して変えるのがいいですね」。どのウエイトでも遠投性能は抜群なのでご安心を。 [写真タップで拡大]

カラーチョイス

広瀬「水がクリアならイワシやシロギスなんかのリアル系。濁ったらゴールド系。オールマイティなのはキャンディ系。このみっつがあれば基本的にはカラーは問題ないと思います」。釣り始めは超クリアだったが、途中から写真のように濁りが入ってきたのでリアル系からゴールド系に変えると見事ゲット。カラーセレクトが生きた例だ [写真タップで拡大]

ロッドポジションは状況に応じて変える!

波が高いときにはロッドの位置を高くしてラインが波に揉まれないようするのもコツだ。広瀬「感覚的には1〜1.5mくらい浮いたら沈めます。10巻きくらいして沈める感じですね」。スピードは可変ではなく一定を心掛けよう。 [写真タップで拡大]

遠投性能を生かした広域サーチと、絞り込んだスポットでの粘りで食わせる

より遠くからハイテンポで探れる効率のよいメタルジグを使い、少しでも釣れる確率を上げていくのが広瀬さんのサーフの極意だ。

タラシをロッド分取り、ジグの重さを乗せてしっかり振り切って遠投する。広瀬「力まないことが大事ですね。それとブレイクが近くにあるようなときは無理に遠投はせず、近くだけを狙うのもやり続けるためのコツですね」 [写真タップで拡大]

広瀬「通い込んでる人も結果そういうことですよね。いかに効率よく釣るか。僕は通えないので、これがベストかなと(笑)」

どんな場所で投げますか?

広瀬「よく言われているのが離岸流なんですが、離岸流はパッと見て分かるもんじゃないし、特定の場所にできるものでもないので、地道に投げ続けるのがいいですね」

ポイント選びの大前提はブレイクが届く範囲にあること。「遠浅のサーフでも釣れないことはないと思いますが、釣りやすいのはブレイクが近いサーフですね。斜めにブレイク上を通すのも効率のいい攻め方だと思います」 [写真タップで拡大]

そんな広瀬さんは少しづつ移動しながら投げて巻く、まさに絨毯爆撃的な釣りを展開していた。

広瀬「初めての場所だから余計そうなりますね。釣り人が多いとできないですけど(笑)」

それでも立ち止まって粘った場所もありましたよね?

広瀬「疲れたときです(笑)。まぁそれは冗談ですが、やっぱり流れ込みだったり、ボトムに変化があったり潮目だったり、なにかしらの釣れそうな変化がある場所は粘って反応を確認します」

着目すべき変化×4。集中して誘うための目安はコレ!

見た目には分かりにくい離岸流だが、泡が沖に流れていたり、他と比べて波が立っていないなどの目安はある。潮目や濁りの境目なども目視できるスポットだ。ベイトはフィッシュイーターにとっては最も分かりやすい目印。ボイルが起こればチャンスはアップ! 鳥が近くにいるとベイトが溜まっていることも多いので注目しよう。 [写真タップで拡大]

一番大事なのは?

広瀬「やっぱりベイトの存在ですね。リアクションもありますけど、エサを食べたいからジグにも食ってくるんだと思います」

アタリはどんな感じですか?

広瀬「巻いてたら急に重くなりますね。突然くるので焦らずに巻き続けます。そしてそのままラインテンションは緩めたらダメです。暴れたらドラグを使って慎重にファイトしてください。強引すぎるとバレやすくなります」

落ち着くことが大事だと。

広瀬「そうですね。それでランディングですが、ネットは使わず寄せる波に合わせてズリ上げます。引き波だとポロリがあるので注意してください。キャッチしたら叫ぶのもまぁいいでしょう。それくらい価値はありますので。でもそうすると、釣れなくて辛くてもまたやりたくなってるはずです!」

広大なサーフで、ジグをフルキャストするのは爽快! 皆さんも是非、近くの砂浜でフラットフィッシュや青物を狙ってみて欲しい?

ファイトの基本は引き波に合わせる! ブレイク回避が最大のキモ!

魚が波打ち際まで寄ってきたら、焦らず慌てず、波の寄せるのに合わせて陸へと引き上げる。 [写真タップで拡大]

寄せ波に合わせてズリ上げるのがサーフでのランディングの基本だが、近くに急なブレイクがあるとラインブレイクになることも。その場合、通常は浮かるのは厳禁だが、あえて少し浮かせてから寄せるテクニックが必要になることもあるので覚えておこう。 [写真タップで拡大]

ジグパラサーフで広範囲に手早く探った後、気になるスポット(地形変化や反応があった場所)をワームでしっかりとチェックするのも効果的。 [写真タップで拡大]

当記事は『海のルアー釣り 最新マニュアル』から抜粋し構成しています


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