おかぴ~的!エギングマストアイテム「三種の神器」をご紹介!【おかぴ〜のエメラルダスシーズナルタクティクス番外編】

「ハーフテンションフォール」をはじめ独自のエギング理論を打ち出す関西エギング界のエキスパート・おかぴ~こと岡隆之さん。2019年DAIWAのエメラルダスチームに加入し、さらなる活躍の幅をひろげている。そんなおかぴ~さんの連載8回目のテーマは岡さんがエギングの際に欠かせない「推し」アイテム3選をご紹介! 自身の身につけるアイテムはこだわりが深い岡さん、推しアイテムをゲットすればもっと釣れるようになるかも!? エギングファンは要チェックです!

●文:ルアマガプラス編集部

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【岡隆之(おか・たかゆき)】
明るいキャラクターとわかりやすいトークで多くのファンを持つ関西のエキスパートエギンガー。通称「おかぴ~」。おちゃらけキャラとは裏腹にエギングは超理論派。「ハーフテンションフォール」をはじめに様々なエギングメソッドを確立している。2019年からDAIWAのフィールドテスターに就任。

今回の連載はシーズナルタクティクスの番外編ということで、先日岡さんを取材した際に使用していた、岡さん的にエギングで欠かせない、タックル以外の「推しアイテム」を3点を紹介し、お気に入りのポイントなどを解説してもらいます。

ちなみに取材の方は…初日の初場所初ポイントから、平戸の秋イカをあっと言う間に攻略してしまいました。

取材は2日間で両日とも半日のみの実釣でしたが「イカってこんなに簡単に釣れるの!?」と目を疑うほどの釣果でした。しかし、その釣果に行き着く先の岡さんの思考やアプローチ方が凄くて…本当に衝撃を受けました…。

キニナル方は下記リンクの記事をチェックしていただければと思います!

ということで、取材の際にも岡さんがヘビーユースしていたおすすめのアイテムを早速チェックしていきましょう!

おかぴ~の“推し”エギングアイテムその1『エメラルダス タクティカル ランガンスリムバッグ(B)【DAIWA】』

「まずお気に入りの点として、こんなにスリムな小型バッグなのに、エギマット付きのフロントポケットには3.5号のエギが10本も入るんですよ!」※メーカー推奨は6本です。

「10本もあればランガンをするのには十分な収納量やし、とくに磯場に行ったときにフローティングベストを着用するので、あんまり沢山身につけてもって行きたくないんですよね。でもこのバッグなら十分なエギの収納量で身軽にランガンできるから好んで使ってますね」

「それにフロント面にはエギとは別にリーダーやスナップなどの小物類も収納できるスリットポケットもあります。またファスナー付きのポケットのボックスにはエギ以外にも夏場はメタルジグとかワームもを詰めればエギング以外の釣りもできちゃいます」

「地磯や堤防でも腰据えるような場所であれば、もっとエギを持っていけるようなタックルバッグとかを使用しますけど、今回の取材みたいにある程度ゴロタや浅場をランガンするのであればこれで十分ですね」

――岡さんが今回でも磯で着用したベストはポケットがないタイプですよね?

「そう、ロックショア用のDF-4020タクティカルゲームベストというのを使用してます。これを着用してからランガンスリムバッグを肩にかけて釣りをする感じ。いざシチュエーションを堤防に移したときでも、タクティカルゲームベストからウエストタイプの自動膨張(DF-2220)に変えればいいだけなんで意外と楽です。

それにショルダーベルトを外せば、ウエストベルトに直接取り付けも可能。こんなにコンパクトなのに色んな使いかた出来るエギングバッグは中々ないですよ!」

おかぴ~の“推し”エギングアイテムその2『DS-2680-H(スパイクフェルト)【DAIWA】』

「磯靴は僕基本的にはフェルトスパイクが好きなんですが、本当は色んなタイプを持っていたほうがいい。ホームの和歌山ではフェルトスパイクを使うときもあれば、ビブラムソールやピンフェルトタイプと磯の形状によって使い分けたりしています。そのなかでも汎用性が高いのがフェルトスパイクで、今回のような遠征のときには出番が多いですね」

「磯靴でガッチリしたものが多いんですけど、DS-2680シリーズは『ソフト&ハイカット』といって、足首の生地が柔らかいんですよ。磯ってゴツゴツとしてるから、足首の柔軟性ってかなり大事なんです。ソフト&ハイカットのこのシューズ使うようになってから明らかに磯が歩きやすくなったし、ランガンが楽になりました。もちろん多少水がかかっても、防水素材を使用してるので全然大丈夫です」

――このシューズはロックショアアングラーには凄い有り難いですよね!

「そうですね、ほかにも世界的に有名なスポーツメーカーも採用してるインソール(Ortholite® オーソライト)を搭載しているのでクッション性や通気性も高いので、足場の悪い磯をアクティブに動くアングラーにはうってつけですよね!」

おかぴ~の“推し”エギングアイテムその3『TLX 027【DAIWA】』

「まず偏光グラスってエギングでは必需品ですよね、特に日中にやる場合。アオリイカが見えるということも大事なんですけど、僕はそれ以上にフィールドでの水中の地形や障害物の把握、またラインを見てアタリを取ったりもするので、目の保護という点だけでなく『着けてないと釣りにならない』んです!」

――確かにサイトフィッシングも偏光がないとやりづらいですし、水中が見えることで根掛かりなどのリスクも避けられますし、アプローチする場所も効率よく狙っていけますよね。

「その通り! TLX027はレンズにタレックス社製のレンズ『イーズグリーン』と『トゥルービュースポーツ』の2種類を採用しています。僕は晴れのときは『トゥルービュースポーツ』、ローライト(曇天)時には『イーズグリーン』と使い分けています」

「あとこのTLX027は何が凄いかって、テンプルのフレームが柔らかく形状記憶素材になっているので自分の顔に合わせられるんです! 偏光グラスって合わない形状のものを使うと、テンプルが締め付けられたりして、頭が痛くなったり、疲労感が強くなったりもするんです。それって店頭で付けてもわからなくて、長時間使用してやっと分かる」

「今まで合わない偏光を使ってきたりもしたんですけど、TLX027を使用してから痛みも全く無い。また日本人って鼻が低い人が多くて、僕なんかだとプラスしてまつ毛が長いから、レンズが汚れやすくなったりするんですよ、でもTLX027はノーズパットも柔らかく、角度調整ができます。疲れないし、フィットするし、僕史上最高の偏光グラスと言っても過言ではないですね!」

「まだまだおすすめしたいアイテムは沢山あるんですけど、今回はここまで(笑)。僕のSNSでもたま~に紹介したりしてるのでそちらもチェックしていただければと思います!」

次回の記事掲載は来年の1月、果たして釣りファンがキニナル「新製品」にまつわる記事か!? もしくは冬エギング攻略記事なのか!? いずれにせよ次回も乞うご期待を!


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