この春リニューアルしたばかりのホーネットシリーズ最新モデル『ホーネットスピアーズ』を、アブ・ガルシアのフィールドスタッフであるシンちゃん&リナちゃんが実釣インプレッション! 舞台は千葉県の片倉ダムで、産卵も絡んだ春の気難しい状況の中、果たして釣果を得ることはできるのか!? ルアマガプラスなりに要約してお届けです。
●文:ルアマガプラス編集部
ホーネットスピアーズの詳細はこちらの記事にも掲載中!
アブ・ガルシアを代表するバスロッドシリーズ『ホーネット』。1996年に初めて登場し、その後はホーネットプラス、ホーネットキラービー、ホーネットスティンガー、そしてホーネットスティンガープラスへと時代と[…]
最初から保険をかける意味でも“気難しい”とは言っていたが、最初の1尾は意外と早く訪れた。シンちゃんが腹パンパンの35cmクラスをHSSC-722Hでゲット。
シンちゃん曰く「水も温かくなってきたので本当はシャローに上がりたいんだけど、まだ怖いので立木絡みの“待機所”にいたところを、僕に狙われたのかもしれません(笑)」。立木のようなハードカバーからバスを瞬時に引き剥がすには、722Hのようなヘビーパワーは必要不可欠だ。
垂直気味に切り立った岩盤エリアに移動後、またしてもシンちゃんにヒット。
HSSS-622ULSを小気味よく曲げてくれたのは、20cmクラスの少年サイズ。岩盤ギリギリにノーシンカーワームを落とし込み、バスがくわえたときにわずかに違和感が伝わるような繊細な釣りには、ウルトラライトアクションのソリッドティップがナチュラルに入り込んでくれるので、アタリが非常にわかりやすい。
シンちゃんに負けじと、今度はリナちゃん抱が2連発で炸裂! 立木エリアをPEライン&虫ワームのノーシンカーでタイトに攻めていくと、期待通りに連続でゲット。
HSSS-642Lならしなやかなティップを利用してしっかりと食い込ませ、その後はハリのあるバットでバスの動きを止めることができるので、ウッドカバー周りでも安心してファイトできる。また、シャッドやミノーなどの小型ハードプラグも余裕で扱うことが可能だ。
なお、今回使用した3本も含めて、ホーネットスピアーズはすべて2ピース構造を採用。コンパクトに収まるのでラゲッジスペースが小さなクルマでも積載がイージーだし、公共交通機関を使う場合でもかさばることがないので、より気軽に釣りに行くことができる。コストパフォーマンスも非常に高いので、これから本格的にバスフィッシングにチャレンジしてみたいアナタにはオススメできるシリーズだ。
ホーネットスピアーズの爆釣模様はこちら動画をチェック!
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