磯から大型ルアーやメタルジグをキャストして青物を狙うロックショアゲーム。限られた足場からヒラマサやブリといった大型青物とファイトする様は、釣りという枠を超えて“アドベンチャー”と表現するに相応しい。中でもトップウォーターゲームは水柱を立てながら激しくバイトする姿が丸見えなので、アングラーの興奮が最高潮に達するルアーカテゴリーと言える。そんな魅惑のトップウォーターに新しく加わったのが、今回紹介する『コルトスナイパー ガブロ175F フラッシュブースト』だ。
●文:ルアマガプラス編集部
コルトスナイパー ガブロ 175F フラッシュブースト(シマノ)
【スペック】
- 全長(mm):175
- 重量(g):57
- タイプ:フローティング
- フック:#2/0 x 2
- カラー:全8色
磯というフィールドは風が吹き荒れ、波も複雑で力強い。それだけに水面に浮いているトップウォータールアーは、しっかりとした誘いのアクションを出すことが決して簡単ではない。しかし、このガブロ175Fは固定重心オモリを最後方に配置することでほぼ垂直姿勢で浮くために水絡みが良く、荒れた海面でも安定してアクションさせ続けることができるのだ。
しかもポッパーの割にはスリムなボディシルエットを採用しているのでキャスト時の空気抵抗が少なく、風が強い状況下でもその影響を可能な限り低減し、安定した飛距離を稼げるようになっている。
そして、ポッパーの要となるカップ部分だが、正面から見るとU字型になっている。こうすることで背中部分に強い浮力を持たせることが可能となり、ポッピング字の直進性を追求。荒れた水面でも浮き姿勢を乱すことなく、アングラーの意図するトレースラインを探ることに一役買っている。しかもカップのフチ部分は磯に接触しても壊れにくいように、分厚く強化されている。
おすすめのアクションは、ジャークを小刻みに繰り返しながら止めることなくアクションさせ続けるポッピングノンストップジャーク。一般的なポッパーのアクションとは違うガブロ175Fだからこそ、食わせられる青物がいるはず。魚の活性が最高潮に達する秋シーズンの今こそ、その性能を確かめるチャンスだ!
シマノ公式YouTubeではガブロ175Fのアクション動画も公開中!
関連する記事
ソルトルアーゲームなどでワームを持ち込む際、通常のハードルアーと同様にケースに収納するとなると、パッケージから取り出し移し替えたりする必要があり、なおかつ素材が違うものは同梱し辛い部分もあった。そんな[…]
シマノ・シーバスロッドのミドルグレードとなる『ディアルーナ』に、大型ビッグベイトに対応するハイパワーモデル“B80XH”が追加ラインナップ。ビッグベイトで、しかも100~200gクラスの大型を使いこな[…]
サワラゲームのメインルアーになることも多いブレードジグ。シマノから登場するコルトスナイパー アオモノブレードは、重心移動アイやフック位置などにこだわった、これまでにないブレードジグになっている。 コ[…]
小〜中型の青物やサワラ、根魚、タチウオなど、いろいろな魚をターゲットに釣りを楽しむことができるLSJ(ライト・ショア・ジギング)。この釣りをビギナーでも安心して楽しめるロッドシリーズ『コルトスナイパー[…]
広大なフィールドでヒラメやマゴチといった「フラットフィッシュ」をメインに狙うサーフゲームだが、アングラーに求められることは多い。まずはできる限りの遠投で効率良くフィールドをサーチできること、その結果と[…]
※本記事は”ルアーマガジンソルト”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。