シーバスコノシロパターンの絶対的強者!『エクスセンス アーマジョイント280F(シマノ)』

昨今、シーバスフィッシングの世界を大いに賑わしているのがビッグベイト。特にベイトフィッシュのサイズが大きい秋はその破壊力が顕著であり、その代表格であるコノシロがメインベイトになると、既存のビッグベイトですらボリュームが足りず、アピール不足になることもしばしば。そこで、対ランカーシーバスの実績が高いアーマジョイントのボディを190mmから大幅に拡大し、よりマッチ・ザ・ベイトを追求したジャイアントベイトが満を持して登場した。それが『エクスセンス アーマジョイント280F フラッシュブースト』だ。

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

エクスセンス アーマジョイント 280F(シマノ)

【スペック】

  • 全長(mm)280
  • 重量(g):135
  • タイプ:フローティング
  • 飛距離(m):52
  • 潜行深度(m※参考値):0.2
  • フック2/0 x 2
  • カラー:7

ボディサイズが大きくなると懸念されるのが飛距離で、表面積の大きさに比例して空気抵抗も大きくなり、ランカーシーバスを誘うだけの十分な飛距離が出せなくなる恐れがある。しかし、190mmモデルで好評を得たアーマブースト機構はこの280Fでも健在で、ボディが折れ曲がることで空気抵抗が減るだけでなく飛行姿勢も安定し、平均飛距離は何と50mを達成することに成功している。

[写真タップで拡大]

[写真タップで拡大]

そして、ボディサイズをアップしたことにより、新しく追加されたのがスタビライザーフィン。190mm→280mmに大型化することで、スイミングアクションを安定化させるためには新たなバランス取りが必要となったためだ。胸ビレのように左右にフィンを張り出させることで、水の動きが大きい海流の中でもタダ巻きからトゥイッチ、ジャークまで、理想的なアクションでランカーシーバスを誘うことができる。

[写真タップで拡大]

[写真タップで拡大]

もちろん、シマノルアーならではの視覚的アピール機能とも言える反射板でのフラッシング機構であるフラッシュブースト、ベイトフィッシュのリアルな鱗パターンを再現したスケールブーストも標準装備。

190Fでは役不足と思われるほどの大型コノシロの群れに遭遇したならば、迷わず、臆せず、この“280F”を投入すべし。ジャイアントベイトに相応しいジャイアントシーバスが、期待に応えてくれるハズだ。


※本記事は”ルアーマガジンソルト”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。