ジョイントルアーはクネクネと良く動くスイミングアクションがとてもなまめかしく、リアルなベイトフィッシュパターンを追求するにはピッタリだ。その一方でキャスト時には空気抵抗を受けやすいのでルアーが回転してしまい、飛距離を出すのもアキュラシーキャストを決めるのも難しいとされてきた。しかし、シマノ独自のアーマブースト機構を搭載することで、それらの弱点を克服したのがビッグベイトの『アーマジョイント』シリーズなのだが、ここで紹介するのは決して大きくはない、60mmサイズの“60F”モデルだ。
●文:ルアマガプラス編集部
ソアレ アーマジョイント 60F アーマブースト（シマノ）
【スペック】
- 全長：60mm
- 重量：4.1g
- フック：#14 x 2
- カラー：全10色
先行発売されていた60Sはシンキング仕様ということで、ボトム付近のターゲットを狙ったりシーバスのマイクロベイトパターンなどにも威力を発揮していた。それに続いて登場した今回のフローティング仕様“60F”は、エサを狙って表層まで浮いてくるメバルをはじめとした根魚類の攻略にはピッタリ。
また、根掛かりが多発しそうな激浅エリアでも、浮き上がりの早さを活かして根掛かりを回避しながらテンポの良いゲームが期待できそうだ。
また、アーマブースト機構は安定したキャスト性能だけでなく、既存のジョイントルアーにありがちな着水時にラインがリアフックに絡まって“エビ状態”になるテーリングも高確率で回避。
着水直後から理想的なクネクネアクションで、効率の良いゲームを展開することができるはずだ。表層をハイテンポで誘える60F、中層～ボトムをじっくり狙える60Sを使い分けて、充実のライトソルトゲームを堪能してみよう。
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