ルアマガ女子部で、沖縄を中心に活躍するアングラー、みゆきさんが、オフショアでの実釣をレポート! 今回のテーマは、ジギングでのカンパチ狙い。短時間釣行ということなのだが、実釣中、回りのアングラーを横目でガン見! 果たして、その理由とは…?
●写真/文:みゆき(ルアマガ女子部)
沖縄で半日オフショア! カンパチジギングへLet’s Go!
こんにちは! ルアマガ女子部のみゆきです。今回はカンパチ狙いのジギングに行ってきました。午後出港の短時間ジギング、果たしてカンパチに会うことはできたるのでしょうか…!?
恩納村から出港している第二宗丸さんにお世話になり、午後から出船するカンパチジギングに行くことになりました。実釣は2月ということで、沖縄ではこの時期に強い風が吹きつけることをニングヮチ・カジマーイ(二月風廻り)と呼んでいます。
発生時期が冬から春に移行する旧暦の2月(新暦では3月)頃であること、風の廻り(変化)が早いことからそう呼ばれています。そんな海の荒れる日が多くなり出船率が下がるこの時期に、運良く午後から出港させていただけることになりました。
ポイント到着! 開始早々、ターゲットがヒット!?
港を出港しポイントに到着。シーアンカーで少しずつポイントに流していきます。水深110m、流れがあったのでシーエックスベータ(ディープライナー)300gを落としハイピッチで探ることにしました。
一回目、ハイピッチで上げ続けますが反応なし。二回目の底取りの最中、同乗者にヒットが…!なんとひと流し目で狙いのカンパチがヒットしたようです。なんとも羨ましい♪ 私も釣りたい!一気に船内のボルテージが上がります。ジグが着底し二回目はハイピッチの中に間を入れ誘っていきました。すると底から10m上げたところで私にもヒットが…!
グンっと重くなり、なかなかの良い引き。魚が首を振って抵抗しているのが伝わってきます。慎重に巻き続けます。そして海面に現れたのはヒレナガカンパチでした。会いたかったカンパチだ〜! 嬉しい!先にヒットした同乗者もカンパチをキャッチし、ダブルでカンパチキャッチとなりました♪
ガン見してゴメンナサイ! これが私の釣果を伸ばすコツなんです!
釣れにくい時間帯に、船長や同乗者の方からジグのシャクリ方や竿の動かし方、フックセッティングなど教えていただきました。周りの人がどんなタックルやジグを使って、どんな動かし方をして釣っているのかを見ることは、とても勉強になります。
横目でチラチラ見ることもありますが、基本はガン見させていただきます(笑)。見られている人は気持ちが悪いと思ってる方もいるかもしれませんね。この場をお借りして謝っておきます。ゴメンナサイ! しかし釣れない時間もお勉強! 無駄に過ごす時間はありません!
ラストひと流しでチャンス到来!
夕方になり、ラストひと流しと船長からアナウンスがありました。最後はハイピッチでかましてやろうとスパイファイブ(ディープライナー)の300gを選択しました。水深120mをハイピッチで上げ続けるとボトムから20mでヒット!なんと二尾目のヒレナガカンパチをキャッチしました。釣った感がかなり気持ちいい釣果となりました!
体力的にも無理のない半日釣行は、女性にもオススメ!
午後からの半日釣行でしたが、釣りたかったカンパチを二匹も釣らせていただき大満足です。丸一日の釣行より体力的に負担が少なく疲労をあまり感じず、集中してジギングができたと思います。また機会があったら半日ジギングに行ってみたいと思います!
【使用タックル】
- ロッド:DAIWA CATALINA 511MHB
- リール:DAIWA SALTIGA IC300HL-SJ
- ライン:DAIWA UVF SALTIGA 12BRAID PE2号
- リーダー:DAIWA SALTIGA FLUORO LEADER X’LINK 40lb
- ルアー:DEEP LINER CX-β 300g//DEEP LINER SPY FIVE 300g
みゆき
沖縄をフィールドにロックショア・オフショアを楽しんでいます。釣りは荒磯からはじめた危険知らずな女です(笑)。ロックショアキャスティングでは青物狙いですが特にシイラゲームが大好きです。オフショアを知ってからは浅場のリーフ帯でのライトキャスティングにハマってしまいました。釣りに出会い、多くの人と繋がり、そして収入の大半は釣りに消えていくようになりました(笑)。
※本記事は”ルアマガプラス”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。