でかバスを狙う釣り人は、あまり情報を出したがらない。しかし、レンタルボート店は違う。毎日釣果情報が入るし、それを隠したりはしない。そこで、日本の5大デカバスレイクの有名ボート店に、最近のデカバス事情をこっそり聴いてみた。その内容を大公開!
亀山湖の主戦場は上流からメインレイクへ。そしてベイトはギルからワタカへ。
亀山湖はリザーバー天国・千葉県を代表するでかバスレイク。超ハイプレッシャーにもかかわらず、圧倒的な魚影の濃さと、でかバス率の高さで多くの釣り人を魅了。ただし、デカバスに関しては、ここ数年で異変が起きているようだ。
非常に入り組んだ地形と、ベイトフィッシュの豊富さが亀山湖の自慢。レンタルボートがすべて出払う日も少なくないが、それでもバスが釣れる。ストック量は計り知れない。
亀山湖の近年の傾向
原因不明の40アップ減少。でも、コンディションは上々だ。
「3年ほど前から40cm以上のバスが全体的に減ってきてますね」。これはのむらボートのご主人の実感だ。それまでは、年間100尾以上出ていた50アップも、ここ数年は50~60尾強に減少。ただ、1尾1尾の個体のコンディションはよく、50アップが釣れると、ブリブリに太っている確率が高い。また、大量にいたギルが減って、その代わりにワタカが激増。ベイトフィッシュも変容している。
時期とエリア
シーズン的には冬にもチャンスあり。エリアは本湖が上り調子だ。
50アップが釣れる確率が高いのは6~7月のアフタースポーン回復期。それから冬の時期はニジマスを放流するので、意外にでかバスが出る。今年の1月も、のむらボートだけで60アップを頭に50アップが5尾出ている。「昔は上流でデカいバスが釣れてるイメージがありましたが、最近は中流域や本湖にでかバスが多いですね」。それはワタカが本湖に増えたのが、少なからず影響しているようだ。
ヒットルアー
ライトリグよりも、大きめのルアーが強い傾向にあり
ワタカが20cm前後あるので、ワタカパターンならマグナムクランク、ビッグベイト、マグナムスプーン系が強い。ワームにしても、ハードルアーにしても、でかバス狙いならボリュームのあるルアーに分があるようだ。
情報提供ボート店
のむらボートハウス
多くのビッグネームが通う、亀山湖の人気ボート店。小櫃川筋の中流域に位置していて、亀山湖の各ポイントへのアクセスもいい。2代目店主の野村友行さんも凄腕の釣り人だ。
亀山湖危険箇所マップも公開中
その他の5大湖情報はコチラ!
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