タコの捌き方を解説【洗濯機は使いません! 美味しい茹でダコの作り方のコツはほうじ茶にあり】

タコの捌きは、まず内臓を取り除き、塩もみしてヌメリ取り。これが頑固で手間が掛かる。味は落ちるが冷凍するとヌメリは落としやすい。あとは必要なら吸盤を切り離し、サッとゆでるだけ。

●文:ルアマガプラス編集部

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タコの捌き方

1. 胴の中を洗う

タコの頭(胴体)をクルっと裏返し、出てきた内臓を全て取り除く。手で引き千切ればOK。 [写真タップで拡大]

残った汚れは水洗い。 [写真タップで拡大]

2. 大量の塩でもみ洗い

大きなボウルにタコを入れ、塩を大量投入。ヌメリが消えるまでモミ落とす。 [写真タップで拡大]

吸盤の中のヌメリ・汚れもキッチリと。 [写真タップで拡大]

3. 吸盤をはりつけて切り分ける

生で食べるなら吸盤と反対側の皮はグニャっとして食感が悪いので、食感重視なら切り取っておく。 [写真タップで拡大]

吸盤をまな板に張り付かせると楽。 [写真タップで拡大]

タコの美味しい茹で方

タコをゆでる際は、ゆでる湯にほうじ茶を入れると、色落ちを防いで鮮やかな赤色に仕上げることができる。ちなみにこれを茶ぶりという。

1. たっぷりとほうじ茶を入れる

大きな鍋にタップリの水を入れて火にかける。沸騰してきたら茶こしにほうじ茶を入れて煮出し。 [写真タップで拡大]

ほうじ茶の濃さは、飲むときよりかなり濃くするのがコツ。茶葉はケチらずたっぷりと。 [写真タップで拡大]

2. 足から入れてゆでる

タコは足の先から少しずつ入れていけば、足先から丸まって店でよく見かける姿にできる。足が丸まったら胴体もほうじ茶の中に入れてしばらくゆでる。1kgぐらいのサイズなら5分ぐらい。

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