寒くて釣りに行けなくても、やるべきことはたくさんある!
いよいよ本格的に寒くなってきましたね。
僕の住む茨城では朝の気温はマイナスなんて日も多くて、寝起きに布団から出るのがホント辛いです・・・。そうなると、さすがにハイシーズンは一緒にバス釣りに行ってた友達も
「今日は寒いからいいや・・・」
ってなっちゃうわけですよ(それでも釣りに行きますけどねw)。
そんな冬眠アングラーのみなさんにオススメの冬活といえば、「リールメンテ」「フック交換」「ルアー制作・チューン」などなど。
自分もフック交換は楽しいからやれちゃうんですが、手先が不器用なんでメンテはメーカーのオーバーホール任せだし、ルアー制作なんてまるで無理!となると、釣りに行くしかないんですよね~(苦笑)。
でもご安心ください、今回は私のような手先が不器用な方でも絶対にできる冬活をお教えしましょう!
釣果直結! 漬け込むだけでバイト量産『タクミ漬け』!
すでに実践しているかたも多いでしょう!
ワームをフォーミュラ(集魚剤)に漬け込み、味とニオイの効果と使い勝手を伊藤巧さんが追求したのがご存じ
『タクミ漬け』。
フォーミュラの効果とタイプの違いはリンク先参照!

タクミ漬けフルコンプセット!
主に今回必要になるのは漬け込むワームはもちろん、左上のバイトパウダーエビとバイトバスリキッドエビ、そして漬け込むための容器、アクアストッカー。
手順1 ワームを容器にきれいに並べる

パッケージから出したワームをクセがつかないようにきれいに並べよう。
容器は液漏れしないものがおすすめ! アクアストッカーはパッキンが付いているので安心。
手順2 バイトバスリキッドを投入

バイトバスリキッドをアクアストッカーに入れる

ワームがひたひたに浸かるようになればバッチリ!
手順3 最低1週間以上漬け込む

容器のフタをしっかり閉めて漬け込み開始! 最低でも1週間は放置しよう。ちなみにタクミは1年以上漬け込んだ1軍ワームを取材では使っている。
漬け込むときの1ポイントアドバイス!

漬け込んだワームは冬の車内のように寒暖差のある場所に保管しておくとベスト。なぜならば、ワームには細かい気泡などの隙間があり、それが寒暖差によって膨張収縮を繰り返すから。そうすることでワームにリキッドが浸透しやすくなる。
手順4 漬け込みが完了したらパウダーでコーティング
写真はどちらも元は同色のエスケープツイン。上が漬け込んだもの。
「このナチュラルに黄ばんだ、独特の透明感が修行完了の合図。ここまでくれば一軍入りですね」

漬け込みが完了したワームは再びパッケージなどに移す。その際、素手で触るとヌルヌルになるので割りばしやプライヤーを使うといい。

コーティングの仕上げとなるバイトパウダーをたっぷりと振りかける。

バイトパウダーは容量たっぷりなので、もったいぶらずに振りかけよう。

パウダーがまんべんなく行き渡るようにパッケージの口を閉じ、シャカシャカとシェイク!

「これで味とニオイはバッチリキープ! パウダーのコーティングでヌルヌルせずそのままリグれますよ!」
取材では2投連続キャッチ、そして陸王では大事なファーストフィッシュを導いた!
気になるタクミ漬けの威力は冒頭のリンク先でも証明済み。

取材でも2投連続キャッチや、

陸王では大事なファーストフィッシュを導き、タクミにとってなくてはならない存在。

ちなみにタクミは取材前日に使う分だけのワームをリキッドから取り出し、ボックスにイン!その上からパウダーをまぶしてすぐに使えるように工夫している。
中にはリギング済みのものや、使用するシンカーやフックなども同じ仕切り内に入れてシステマチックに。
川村光大郎さんや青木大介さんも愛用の『タクミ漬け』!

川村光大郎さんも『タクミ漬け』のヘビーユーザー。

青木さんも精神と時の部屋と称してワームを修行させているそうですww

ちなみに僕の1年半越え、超A級エスケープツイン。奥の白いケースの中には半年以上の戦士もたくさん眠っています。
ちょっとした差が大きな差! 釣りに行かない時間を釣りのために使えるのも冬!
『タクミ漬け』いかがでしたか?
これなら商品さえあれば、手先の器用さは不要! ま、そのバイトバスリキッドが売り切れ続出でなかなか手に入らないんですけどね・・・。
試合や状況がタフな時こそ、この味とニオイが最後のもうひと押しをしてくれるかもしれません。

冬でもがっぷりバイト! まるでリューギの広告そのまんまです!w

タクミ漬けしたエスケープツインを皮切りに、2016年の陸王決勝で優勝を果たしたタクミ。
おめでと~!
自分で育てたワームは愛着、信頼ともに倍増!
なんかちょっと、ワインチックで年月別にワームを分けたりして使うのも楽しいかもw とにかく、ここぞという大事な時に信じて投げ込めるルアーを冬の間に育成してみてはいかがでしょうか?