偏光、偏光グラス、偏光サングラス。いろいろと呼ばれ方はありますが、どれも同じ、釣りで大活躍するサングラスのことを指すんです。なぜ大活躍なのかというと、偏光グラスがあれば、安全や快適なだけでなく、魚が釣れやすくなるかもしれないんです! 自分にぴったりな偏光グラスを選んで、釣りをもっともっと楽しみましょう!


普通のサングラスと釣り用サングラスの違い

画像: 普通のサングラスと釣り用サングラスの違い

日常生活はもちろん、マラソンなどのスポーツ、車の運転など、屋外の様々な場面でサングラスは活躍していますが、それらの使用目的は主に下記の2つ。

・紫外線による目へのダメージを軽減
・眩しさによる視界の悪さを軽減

もちろんこれらの項目について、釣り用サングラスにおいても同様の狙いはあります。
そしてこれらに加えて、釣り用ならではの目的として、

・ルアーや波しぶきから目を守る
・水面(水中)の様子を見やすくする

といった要素が加わわるんです。

つまり、釣り用サングラスには全部で4つの役割があるんです。

釣り用サングラス=偏光グラス

画像: 釣り用サングラス=偏光グラス

釣り用のサングラスの最大の特徴は、偏光レンズと呼ばれる少し特殊なレンズを使用していることでしょう。

そのことから、釣り用サングラスのことは「偏光グラス」や「偏光サングラス」、あるいは略称として「偏光」と呼ばれています。

一番簡単な偏光レンズのしくみ紹介

偏光レンズには特殊なフィルターが張られています。
このフィルターの構造は、家庭やオフィスでおなじみのブラインドカーテンのような物。
外の風景(見たい物)を正面に捉えると普通に見えますが、その周辺の風景(余計な光)は見えにくいですよね。そんなイメージです。

とはいえ、基本的にはサングラス。

その見た目に大きな違いはありません。

偏光グラスのここがスゴイ!

それでは偏光グラスの4つの役割を釣り人目線で紹介しましょう。

・紫外線による目へのダメージを軽減

画像: ・紫外線による目へのダメージを軽減

釣りは外で楽しむ趣味。当然、日の光を浴びながら過ごすことが圧倒的に多くなります。
この時偏光グラスをしていないと、肌が焼かれるのと同じように目も紫外線によるダメージを受け、どんどん疲労感を感じるようになっていきます。
ですが偏光グラスの多くはUVカット加工が施されているため、掛けて過ごせば紫外線からのダメージを軽減し、疲れにくくしてくれるんです。

・眩しさによる視界の悪さを軽減

画像: ・眩しさによる視界の悪さを軽減

特によく晴れた日中は太陽の光が眩しいですよね。そうなってくると、キャスティングや仕掛けの投入時に狙いが定まらなかったり、ラインやウキの動きを目視しづらくなってしまいます。日陰や日光を背中で受けられる立ち位置で釣りができればいいのですが、そう上手くはいかないもの。
そこで偏光グラスさえあれば、正面から日光を受ける角度でも眩しさをグッと軽減してくれることでこれらの問題を解決してくれるんです。

・ルアーや波しぶきから目を守る

画像: ・ルアーや波しぶきから目を守る

先に紫外線から目を守るということは紹介しましたが、釣り場ではもっと大きい、様々なものから目を守ってくれます。例えば、砕けた波や釣った魚が暴れたときの水しぶき、周りの人のミスキャストや根掛かりを外そうとしてルアーが顔面に飛んでくることもあります。
そういった事態も偏光グラスがあれば物理的に安心ですよね。

・水面(水中)の様子を見やすくする

偏光グラス最大の魅力ともいえるのがコレ。
偏光グラスに使われている偏光レンズとは、ブラインドを極々薄くしたようなフィルターがかかったレンズなんです。これにより、見たいものからの余計な光の反射をカットし、水面や水中が見えやすくなるんです。

画像: ・水面(水中)の様子を見やすくする

論より証拠。上の画像は裸眼と偏光グラス越し、それぞれで同じ場所を見たときのイメージです。

水面に反射している地上の木や空の雲が変更レンズ越しの方では見えにくくなっているのがわかると思います。
また、裸眼では見えなかった水底がわかったり、沈んでいる石が見えたりもしていますよね。

この効果によって、水中の変化を探して狙う場所を選んだり攻め方を考えたり、はたまた直接魚を見つけて直接狙うことも時には可能になるんです!

偏光グラスの形

一般的なサングラスと同様に、偏光グラスのフレームにも種類があります。

スクエアウェリントンと言った名称は、主に正面から見たときのフレーム形状の名前です。

画像1: 釣りでは威力抜群、偏光グラスの知りたいこと全部教えます! ローライトでもよく見える! 眼鏡ユーザーの選択肢も紹介!

スクエアタイプ

画像2: 釣りでは威力抜群、偏光グラスの知りたいこと全部教えます! ローライトでもよく見える! 眼鏡ユーザーの選択肢も紹介!

ウェリントンタイプ

また、素材も金属製やプラスチック製といった種類があります。

これらの点においては性能面での大きな違いは無いため、好きなものを選べば大丈夫です。

一方、釣りにおいて重要になってくるのがレンズ形状です。

一般的には4カーブ、6カーブ、8カーブの3種類が使用されています。

この数字が大きくなるほど、レンズの湾曲がきつくなり、それに合わせてフレーム形状も弧を描くようになっていくんです。

それぞれの特徴は

4カーブ

画像1: 偏光グラスの形

メリット:眼鏡のような軽快な掛け心地
デメリット:遮光性に劣る

フレームの形状は普通の眼鏡のようになり、レンズの歪みが少なく掛けた際の圧迫感は少ないです。一方、顔と偏光グラスの隙間からの光が防ぎにくく、純粋な偏光グラスの機能としては劣る部分があります。

6カーブ

画像2: 偏光グラスの形

メリット:選択肢が多い
デメリット:大きな欠点は無い

6カーブレンズはほか2種類の中間的な特性になります。そのため、多くのモデルで採用されている使いやすいオーソドックスなレンズです。

8カーブ

画像3: 偏光グラスの形

メリット:偏光グラスとしての性能は最も高くなる
デメリット:顔の形で相性がある

ゴーグルの様に顔の形状にフィットしやすい8カーブレンズの偏光グラスは、顔との隙間が小さいこで余計な光を遮る能力が高いです。また、広い視野を偏光レンズで覆うことができます。デメリットとしては、フレームの形状が顔に合わないと非常に付け心地が悪いこと、レンズの歪みが強いので人によっては体調を崩しかねないことなどがあります。

レンズ性能

偏光グラスの性能は、レンズの可視光線透過率や偏光度、カラーによって大きく変わってきます。

可視光線透過率:レンズが日光をどのくらい通すのかを表す。
偏光度:偏光レンズそのもののクオリティを表し、数字が高いほど性能も高い。
カラー:レンズの色。可視光線透過率にも影響を及ぼす。

これらの要素が組み合わさることで、様々なレンズ性能が生まれているのです。

メーカーによって名称も変わってきますが、カラーの系統でおおよその性能に傾向があります。

グレー系

画像1: レンズ性能

・可視光線透過率は低めであることが多く、晴れた日の日向でも眩しさを軽減しやすい。
・余計な色が無いため、視野が自然な色合いになる。
・朝早くや夕方、降雨時、晴天でも日陰では視界が暗く、見にくくなってしまう。

グリーン系/イエロー系

画像2: レンズ性能

・可視光線透過率は比較的高めなため、明るい視野を確保しやすい
・薄暗い朝夕マズメや天候が悪い状況でも恩恵を受けやすいためオールマイティ
・晴れた日の日中には眩しさが気になることも

オレンジ系/ブラウン系

画像3: レンズ性能

・視界の明るさは中程度
・コントラストを強調してくれるため、水中の様子がよりわかりやすい
・赤みが強いと目が疲れやすい

また、レンズの素材はガラスポリカーボネイドの2種類が主。

前者は重く価格も高くなりがちですが、歪みが圧倒的に少なく、傷にも強い傾向にあります。
一方の後者は、レンズの歪みを気にしなければコストパフォーマンスに優れ、軽快な使用感です。

さらに、レンズコーティングという、プラスアルファの性能を持たせる加工が可能な場合もあります。

例えば、撥水性を高めることができたり、より傷をつきにくくすることができたり、ミラーコートが出来たり…といった具合です。

偏光グラスの購入方法と価格

偏光グラスの入手方法は大きく分けて2パターンあります。1つ目はもっとも一般的なパターンである、フレームとレンズがセットになったものを購入する方法。もう一つはフレームとレンズ別々で購入する方法です。

フレームとレンズのセットを購入する

多くのメーカーで販売されている偏光グラスは、フレームとレンズがセットになって販売されており、ラインナップの要素としてレンズカラーを選べる形をとっています。

つまり、

Aという製品があって、レンズがグレー系かグリーン系から選べる。

といった具合です。

これはあくまで一例なので、もっと様々なカラーを選べる場合もあれば、1色しか選べない場合もあります。

価格は数千円~数万円と非常に幅が広いです。
値段が高いものほどレンズの性能は高く、また掛け心地も良いことが多いです。
実際、1万円を超えるくらいからその性能は飛躍的に上がる印象です。

とはいえ、目の安全を守るという要素も大きいため、何も持っていない場合は安いもので構わないのでぜひとも購入をオススメします。

釣具屋はもちろん、眼鏡屋、アウトドアショップ、ホームセンターなどでも購入することができます。

特別な理由がない限り、この方法がお手軽かつすぐに偏光グラスが使えるのでオススメです。

フレームとレンズを別々で購入する

偏光レンズを取り扱っているショップやメーカーは決して多くはありませんが、好きなフレームに好きなレンズを組み合わせることもできます。

・お気に入りの普通のサングラスのレンズを変えて偏光グラスとして使う
・偏光グラスのレンズだけ別メーカーのものに変える。

なんて事ができるわけです。

また、後述する度入りの偏光グラスを作るためにはこの方法になります。

価格はセットで購入する偏光グラスよりも割高になります。

というのも、費用がかかるのは偏光グラス(サングラス)+任意のレンズになるからです。

注文してから時間がかかることもあるので、シーズンオフなどに購入するのがオススメです。






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