1月19日(金)の「ジャパンフィッシングショー2018(横浜)」を皮切りに、この時期恒例の釣り業界展示会イベントが全国各地で開催される。2018年新作タックルアイテムのお披露目の場でもあり、その発表・展示内容を心待ちにしている方も多いのではないだろうか。
そこで[釣りPLUS]では、今年のイベントの目玉となるであろう新作タックルをセレクトし、現時点で知りうる最新情報を皆様に順次お届けする。気になるアイテムの詳細については、ぜひ展示会場にて実機を見て触ってチェックしてほしい。
まずはシマノが満を持して送り出すベイトリールの雄「バンタムMGL」からスタートだ!
40年の時を経て復活。アルミ一体成型「コアソリッドボディ」をまとった新生バンタム!!
1978年に登場した国産ベイトリールの草分け・バンタム100の登場から40年の節目となる2018年。シマノは現代の最新リールテクノロジーを注ぎ込み”新生バンタム”を世に送り出す。見た目にも明ら
かな剛性感に秘められたのは、アルミ一体成型コアソリッドボディという結論。ベイトリールの歴史に新たな1ページを刻む名機が誕生する。

ロープロベイトの常識を覆す圧倒的な剛性感と高感度!
手にするまでもなく外観をひと目見ただけで伝わる圧倒的な剛性感。新生バンタムに搭載されたのは、従来のロープロファイルベイトの常識を覆す『アルミ一体成型コアソリッドボディ』だ。

高強度アルミを採用してメインフレームはもちろんレベルワインドプロテクター、サイドプレートに至るまでハウジングを一体成型。スプールを支持するダイアルケースさえアルミ鍛造化を図り、パーミングした手の中で一切の歪みを感じることなく、ラインを通じて水中の変化をダイレクトに伝達。高感度ロープロという新たなカテゴリーを生み出している。


金属加工技術の最先端を走るシマノが初代から40年の時を経て現代に甦らせた新生バンタム。4つのギア比に左右ハンドルを揃え、全てのアングラーに応える。



パーミングプレートに露出するダイアルケースをアルミ鍛造化。コンパクト化に貢献すると共に、ダイレクトな振動を明確に伝達する。

小型精密ギアと精巧なハウジングが実現する駆動システム、マイクロモジュールギアを搭載。強度と滑らかな回転フィーリングを両立。

夢屋スプール:オプションスプールの開発にも着手しているとの報が。新生バンタムはその名が示す通り、MGLスプールを搭載。サイズは34Φ径。その他詳細は不明。
バンタムMGL[シマノ]
PG RIGHT・PG LEFTRIGHT・LEFTHG RIGHT・HG LEFTXG RIGHT・XG LEFT
●自重:215/215/220/225グラム
●ギア比:5.5/6.2/7.1/8.1
●ハンドル1回転:59/66/76/86センチ
●最大ドラグ力:5.0㎏
●糸巻き量:16ポンド×100メートル
●ベアリング:ボール8・ローラー1
●価格:39,000円(税抜き)
●発売:RIGHT2月予定、LEFT4月予定
※この記事の内容は『ルアーマガジン2018年2月号』掲載記事を基に再構成したものです。