バス釣り最強の座を争う「陸王」を誰もが参戦できる一般参加型イベントに発展させた「陸王オープン」。今年は8月8日~9日に開催が決定(当初の7月開催は豪雨により延期)。より参加しやすいルール設定の「陸王ダービー」も新たに加わり、誰もが夢の陸王の称号を目指すことができる陸王トーナメントシステムが整いました。本シリーズでは、2019年陸王オープンの各ブロック優勝者へのインタビューを4回にわたってお届けします。
激闘を制した覇者達が経験した陸王という舞台のリアルな様子と、陸王に対する熱い思いを語っていただきました! 最終回となる第4回はブロックD(旧吉野川、府中湖、波介川、遠賀川、日指ダム)優勝者の山口諒也さんです!


陸王オープン・陸王ダービーとは?

今年で2回目を迎える、ルアーマガジン主催の一般アングラー参加型陸っぱりバス釣り大会「陸王オープン」

A~Dブロックの各予選を制した勝者4名が激突するチャンピオンカーニバルで優勝すれば、上位大会である「陸王MOBILE」の参戦権を手に入れることができます。

2020年は、期間内であればいつ何回でも釣りに行ってよい、3ヶ月間のポイント制競技「陸王ダービー」も開催。よりいっそう、一般アングラーが陸王トーナメントに参加しやすい環境が整えられました。

これにより、「陸王MOBILE」には「陸王オープン」「陸王ダービー」それぞれの優勝者、計2名が進出することになります。その「陸王MOBILE」で優勝することができれば、「陸王」本戦出場への道が現実のものとなるのです!

「陸王オープン2019」ブロックD優勝者、山口諒也さんのプロフィール

画像: 地元の大会でも頭角を現す若手実力派だ。

地元の大会でも頭角を現す若手実力派だ。

【Profile】
山口諒也(やまぐち・りょうや)
陸王2019ブロックDを制した弱冠23歳の若き熱血アングラー。日々、ホームフィールドの遠賀川で釣りの腕を磨き、地元の大会にも積極的に参戦している今伸び盛りの注目株だ。自身のルアマガMOBILEの釣果投稿が川村光大郎さんの目にとまったことがきっかけで現在はボトムアップのフィールドレポーターも務めている。陸王オープン2019ではブロックDの地元・遠賀川で3尾合計145.5cmのハイスコアを叩き出し、ライバル達に競り勝って見事決勝進出を決めた。

【陸王での戦績】
陸王オープン2019ブロックD(旧吉野川、府中湖、波介川、遠賀川、日指ダム)優勝
陸王オープン2019チャンピオンカーニバル2位
【バス釣り履歴】
バス釣り歴:6年
バス釣りを始めたきっかけ:川村光大郎さんの釣行動画を見たのがきっかけです。
初めてバスが釣れたルアー:ジッターバグ
よく通ったフィールド:遠賀川
好きな釣り方・スタイル:シャローカバーフィッシング

「川村光大郎さんと伊藤巧さんの励ましがあったからこそ今の自分がある」

それではさっそく、陸王オープン2019四国・九州エリア優勝者の山口諒也さんにお話を伺っていきましょう。(質問者:ルアーマガジン編集部 大場)

まずはじめに、山口さんは現在ボトムアップのフィールドレポーターをされていますが、そこに至った経緯を教えていただけますか?

山口「僕がバス釣りを始めたのは、川村光大郎さんの動画を見て川村さんに憧れをもったことがきっかけだったんです。その後もバス釣りを続けながら、川村さんが九州でイベントをされているときは必ず顔を出していました。今から3年くらい前に川村さんがボトムアップという会社を立ち上げたときに、あるイベントで『自分も川村さんのようなプロアングラーになりたい』という思いを伝えました。その時に川村さんからメールアドレスを教えていただき、連絡を取るようになりました。その後、一緒に釣りをさせていただく機会もあり、その中でボトムアップの製品提供を受けるようになったことが、現在のフィールドレポーターという仕事につながっています」

画像: 山口さんをストイックなまでにつき動かす原動力は「川村光大郎」という憧れの存在だ。

山口さんをストイックなまでにつき動かす原動力は「川村光大郎」という憧れの存在だ。

陸王オープン参戦を決めたきっかけは何でしたか?

山口「優勝すれば憧れの『陸王』本戦への切符が手に入る。陸王オープンの開催告知を見てすぐにエントリーを決めました。でも、僕の陸王オープン参戦には川村光大郎さんや伊藤巧さんからいただいた言葉も深く関わっています。陸王オープンの少し前に、関東地方で川村さんに自分の釣りを見てもらう機会がありました。そこで僕、川村さんに激しく怒られたんです。『お前は口で言っていることと実際にやっている釣りが全然違う。熱が感じられない』って。同時にこう言われました。『とりあえず、九州で1番を取ってこいよ』と。川村さんからの厳しい言葉を受けて僕も相当へこんでいたのですが、それから数日後、伊藤巧さんから電話があったんです。おそらく川村さんが伊藤さんに、僕が関東に行っていたことをお話しされたんだと思います。僕が落ち込んでいるだろうと気遣ってくださいました。そこで伊藤さんから『光大郎さんは君のことを思ってそう言ったんだ。これを糧にしてがんばってほしい』といった言葉をいただきました。お二人には今でも本当に感謝しています」

画像: 今活躍するプロアングラーの思いは確実に次世代に引き継がれている。

今活躍するプロアングラーの思いは確実に次世代に引き継がれている。

夢に向かって全力で挑んだ陸王オープン2019

陸王オープン2019予選に参戦されていかがでしたか?

山口「日頃からショップさんの大会等には参加していましたので、大会の雰囲気というものにはある程度慣れているつもりでした。でも今回は、僕自身の夢である『陸王への切符』を賭けた大舞台で、ここでしか味わえない緊張感と独特の雰囲気がありました。それと、自分の友人や同年代の選手たちと本気の勝負ができて、とても楽しかったですね! これも陸王オープンならではと感じました。さらに、予選と決勝を通して注目を浴びた事で、多くのアングラーとお話をさせていただく機会が増え、学ぶことがとても多かったです。皆さんのお話を聞くと、僕がやっている釣りの幅の狭さを感じ、今はいろいろなことを試しながらスキルアップを目指しています。この様な機会は滅多にないのでとてもありがたいです」

陸王オープンチャンピオンカーニバル(決勝)への出場が決まった時はどんな気持ちでしたか?

山口「審査前の全長では府中湖の方に負けていましたので、僕の挑戦は終わってしまったと思っていました。審査結果が出て、優勝の欄に僕の名前があったときは言葉がでませんでした(笑)。色々な気持ちが溢れてきて、久々に嬉し涙を流しました。川村さんとの約束を果たせたことが1番嬉しかったですね。それに、これまでメディアに顔を出したことがなかったので、『この絶好の機会を逃す訳にはいかない』と気合いも入りました」

画像: 決勝スタート前の様子。写真からも山口さんの緊張が伝わってくる。

決勝スタート前の様子。写真からも山口さんの緊張が伝わってくる。

陸王オープン2019チャンピオンカーニバル当日の様子をお聞かせください。

山口「決勝では、大江川が僕にとって初めてのフィールドだったということもありましたが、状況判断が甘かったり、せっかく釣った魚から得た情報を活用できていなかったりして、自分の悪い部分が浮き彫りになりました。これも決勝ならではであり、普段の釣りでは中々気がつけないことで、とても良い経験でした」

画像: 決勝当日の昼休憩直前にキャッチしたナイスキーパー。ここで得たヒントを午後の釣りに生かせなかったと反省。

決勝当日の昼休憩直前にキャッチしたナイスキーパー。ここで得たヒントを午後の釣りに生かせなかったと反省。

昨年の陸王オープン以降、ご自身の釣りで努力したことやスキルアップさせたテクニックなどはありますか?

山口「僕は釣りを開始する前に、大体何をするか決めてからスタートするのですが、それらが一切当てはまらないと全然釣れないことがよくありました。陸王オープン以降は、状況判断の精度を上げ、釣れた魚から得られる情報を最大限に取り入れて、次の1尾に繋げられるよう練習に励んでいます」



山口さんがおすすめするブロックD攻略法

ご自身のホームブロックでの有効な釣り方やテクニック、エリア選択などについてお聞かせください。

山口「僕のホームは遠賀川なのですが、サイズを狙うのであれば、サイトフィッシングがよいと思います。遠賀川はサイトフィッシングができる場所が多くありますので。あとは流れをキーにした、地形変化をフリーリグなどで攻略する釣りが有効だと思います。これ以上は内緒です。すいません(笑)」

山口さんが昨年の陸王オープン予選で使用されたタックルとヒットルアーを教えてください。

画像: 『目指せバス釣り最強の座』陸王オープン2019各エリア優勝者インタビュー最終回【四国・九州エリア編】

【ベイトタックル】
ロッド:スティーズ 661MFB-SV ウェアウルフ(DAIWA)
リール:SSエア 8.1L(DAIWA)
ライン:BASS X 10lb(DAIWA)
ヒットルアー:ハリーシュリンプ4in(ボトムアップ)3.5gリーダーレスダウンショット
ブルスホッグ3in(ボトムアップ)3.5gリーダーレスダウンショット
エグダマ・タイプレベル3.5g(レイドジャパン)+M.P.S 2.4in(ボトムアップ)

【スピニングタックル】
ロッド:ブレイゾン 661LS-V(DAIWA)
リール:セオリー 2506(DAIWA)
ライン:FCスナイパー4lb(サンライン)
ヒットルアー:ヴァラップスイマー3.3インチ(ボトムアップ)1.3gネイルリグ

山口さんが語る将来の夢

昨年は弱冠22歳にしてブロック優勝を果たした山口さんですが、今後の目標や夢は何ですか?

山口「僕には目標が2つあります。ひとつは陸王トーナメントを勝ち進み、プロとの戦いに勝って陸王になること。もうひとつは川村光大郎さんのようなバスプロになることです。川村さんのように、常に新しい釣り方を発信し続け、釣りでみんなを笑顔にできる人になりたい。それが僕の夢なんです」

最後に、今年度陸王オープン・ダービーへの参加を考えている方達に向けてメッセージをお願いします。

山口「SNSなどを見ていると、最近はバスプロを目指している方がけっこう多いと感じています。陸王オープン・ダービーはその夢を叶えるための大きなチャンスだと思います。年に一度のこの大会に勝利するだけで、グッと知名度を上げられますので、バスプロを目指している方は必ず参加した方がいいです。それと、プロを目指しているわけではなく、単純に面白そうだなと興味がある方にも参加してもらいたいですね! 特に普段大会に参加されない方は、バスフィッシングのいつもとは違う一面に触れることができると思います。バスを釣るために磨いてきた自分の技術と知識を駆使して勝負するのですから、それで勝った時の嬉しさといえば、言葉にはあらわせません。ぜひトライしてみてください! 上位入賞者には豪華景品もありますので、勝てればラッキー程度でもよいと思います。また一段とバスフィッシングが楽しくなるはずです。参加費が高いと思われる方は、ルアマガプライムに入会することをお勧めします。参加費無料ですよ!」

ルアマガプライムの宣伝までしていただいてありがとうございます(笑)。今年もその若さと熱量で夢に向かって突き進んでください! 応援しています!

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